某クラス会長にページジャックされてしまいました。とってもダービーなお方はどうぞ・・・とほほ。 

キングマンボーのへや

第34回:マンボー810円・TAKU510円

第35回:スプリンターズステークス結果
1着:トロットスター 1分7秒(レコード)
2着:メジロダーリング クビ
3着:ダイタクヤマト ハナ
4着:シンボリスウォード 1/2
5着:ジョンカラノテガミ アタマ

馬券結果
キングマンボー: 単勝・トロットスター 810円
TAKU:      ワイド・ダイタクヤマト − トロットスター 510円
合計金額:1320円
なお、「キングマンボーのへや」の「競馬予想」で1000円台を上回ったのは昨年の「朝日杯3歳ステークス」でキングマンボーが当てた「ワイド:メジロベイリー − タガノテイオー」以来となる。
ちなみに原作者・江村は「サラブレ主催・秋のGT 11連発予想コンテスト」1位スタート。

マンボー   「いやー、好調のスタートですね。」
TAKU    「宝塚記念での借りは返したぜ!」
帝王     「フン!調子に乗るのはまだ早い!」
TAKUMI  「まっ、そう言う事だな。」
マンボー   「シンボリスウォードが3着ならなぁ。」
TAKU    「そうしたら俺の馬券が当ってないの!」
マンボー   「でも収入を考えればかなりの高配当だったんだよ!」
TAKUMI  「しかしレコード決着か。」
マンボー   「あの快速サクラバクシンオーのタイムを上回ったか。」
帝王     「そんな事はどうでもいい!次こそ当てる!」
TAKU    「好調好調!」
TAKUMI  「果たしてどこまでこの好調ムードが続くんでしょうか?」
マンボー   「次回予想は『京都大賞典』です。では出生予定馬見てみましょう。」

京都大賞典(GU) 京都競馬場 芝2,400m 左回

出生予定馬(10月3日現在)
マンボー TAKUMI 帝王 TAKU

サニーサイドアップ ◎
スエヒロコマンダー ◎ △
ステイゴールド △
テイエムオペラオー ◎
ナリタトップロード ○
マチカネハレスガタ ○
ユウワンプラテクト ♂
ユーセイトップラン

キングマンボーの予想
単勝:   テイエムオペラオー
複勝:   ナリタトップロードー ステイゴールド
馬連:   テイエムオペラオー − ナリタトップロード
ワイド:  テイエムオペラオー − ナリタトップロード
      テイエムオペラオー − ステイゴールド
      ナリタトップロード − ステイゴールド

TAKUMIの予想
単勝:   スエヒロコマンダー

帝王の予想
単勝:   ユウワンプラテクト

TAKUの予想
ワイド:   サニーサイドアップ − スエヒロコマンダー− マチカネハレスガタ

TAKUMI  「そういえばなんでマンボーはそんなにいっぱい馬券を買うの?」
マンボー  「効率よく当てるため。」
帝王     「フン!金の無駄遣いか。」
マンボー   (ムッ!)
TAKU    「帝王、そういう事言っちゃいけないよ。一点勝負する勇気がないんだよきっと。」
マンボー   「わーかったよ!分かりましたよ分かりましたとも!次の『秋華賞』では僕も一点予想しようじゃないですか!」
TAKUMI  「いや、別にそんな事しなくても・・・。」
マンボー   「一点予想して穴当てればいいんだろ!?」
帝王     「フン!そんな事貴様に出来るかな?」
TAKU    「普段のスタイルを壊すと当たらなくなっちゃうよ?」
マンボー   「クソー!ほえ面かかせてやるからな!」

これは楽しみな展開になってきた。現在GT予想勝利数へや内トップのキングマンボーが穴馬券予想を・・・!?
次の競馬予想は「秋華賞」!
はたして、へや史上初の万馬券が出るのか!?
ちなみにGT予想的中率へや内トップは原作者・江村の100%(宝塚記念のメイショウドトウ・・・って、それ以外予想してないじゃん!)

第33回:PARTY☆NIGHT!

※この時間は「へやドラマ」の時間なのですが、企画を変更して緊急特番をお送りいたします。ご了承ください。

TAKUMI  「任期終了おめでとうございます!」
原作者・江村 「それって聞こえ変じゃないか?」
帝王     「贅沢なやつめ。」
マンボー   「それじゃあ・・・約1年半の任期お疲れ様でした!」
クラッカー  「パン!パン!」
江村     「いやぁ、どうもどうも!」
真一郎    「お前じゃないだろう?」
唯子     「まったく・・・江村(フリー)君はどうして人の見せ場を持ってちゃうの?」
小鳥     「お疲れ様でした。」
原作者・江村 「いやぁどうもどうも。」
マンボー   「会長。今日はやけに控えめじゃないの?」
TAKUMI  「そうだよ会長!いつもみたいにパーっといこうぜ!」
帝王     「会長、遠慮はいらんのだぞ?」
原作者・江村 「あのさぁ・・・その『会長』はやめないか?」
TAKUMI  「そうか・・・じゃあなんて呼べばいいんだ?」
帝王     「『元会長』とか?」
原作者・江村 「その呼ばれ方一番嫌だ!」
帝王     「フン!そこまで言うなら自分で決めるがいい!」
原作者・江村 「そうだなぁ・・・『御隠居』ってのもすてがたいなぁ。」
マンボー   「普通に『江村』って呼べば?中学時代みたいに。」
原作者・江村 「ああ!それでいこう!」
江村     「僕の立場は?」
唯子     「細かいことは気にしないの!」
真一郎   「でも確かにややこしいな。」
小鳥     「『TAKUMIさん』と『TAKUさん』級の紛らわしさですね。」
TAKUMI  「俺『さん』付けで呼ばれたの初めて!」
TAKU    「俺も!」
原作者・江村 「いたのか?」
TAKU    「何を言う!『酒のあるとこTAKUさん在り』と昔からよく言われていたものよ。」
帝王     「そんなことわざ聞いたこと無いな。」
TAKU    「それでは『原作者・江村ヒストリー』レッツゴー!」
江村     「編集は僕です!」
原作者・江村 「何時の間にそんな事を・・・。」

約1年半の学級委員長(桐生○○○一高校流で言えば「会長」)を終えた我らが原作者・江村さん。その道のりは決して平坦なものではなかった・・・。

1.実は原作者・江村「極度のあがり性」

松島     「へぇ・・・意外だなぁ。」
原作者・江村 「お前もいたのか?」
小鳥     「でも意外ですよ。結構平気そうなのに。」
TAKUMI  「確か前期(○一は前・後期制)の演説の時はメガネはずしてたよな。」
原作者・江村 「あれはただやってみたかっただけ。最初の頃は『頭真っ白!』ってな感じです。」
マンボー   「確かコイツが初めて生徒の前で演説したのは小学6年生の時だったな。」
原作者・江村 「保健委員会委員長やりましたぁ!」
マンボー   「コイツさぁ、精一杯やってんのはいいんだけど。何言ってんのか聞こえないんでやんの!」
原作者・江村 「うるせぇよ!」
江村     「へぇ・・・これは意外な真実ですね!」
真一郎    「ホントホント!」
帝王     「しかし会長・・・もとい江村さんと初めてあったのは高校2年の時だったが、演説の時そんなにあがってるようには見えなかったぞ?」
松島     「俺江村(原作者)と初めてあったのは高校1年の風紀委員の時だったな。」
唯子    「話しそらしちゃ駄目ですよ。」
原作者・江村 「あのねぇ・・・あの時実は足が震えていました。」
TAKUMI  「マジで!?」
TAKU   「それでは次いってみよう!」

2.またもや意外!?原作者・江村「プレッシャーに弱い」

TAKUMI  「弱いものばっかりだな?」
原作者・江村 「しょうがないだろう!?」
マンボー   「まあ江村(原作者)はこういう奴だよ。」
帝王     「しかしさぁ・・・『会長』ってそんなにプレッシャーのかかるものなのか?」
小鳥     「江村(原作者)さんって結構『馬鹿正直』なタイプじゃないですか?」
原作者・江村 「イカニモプリンス!」
江村     「何の話ですか?」
真一郎   「意外な話ばっかりですね。」
TAKU   「それじゃあ次!」

3.自称「グータラ外面(ぐーたらそとづら)会長」?

唯子     「これは?」
原作者・江村 「いやっ、そのまんま。」
TAKUMI  「この人面倒な事が大っ嫌いな人なんですよ。」
真一郎    「それは誰でもそうなんじゃないですか?」
帝王     「江村さんの場合は自分の仕事を人に押し付けるからな。」
小鳥     「それはいけないことだよ。」
原作者・江村 「それは分かっていますけどねぇ。『会長』やっているうちになんだか『自分の存在価値』が分からなくなるんですよ。」
田村     「存在価値?」
松島     「あっ、俺が言おうとしたセリフを・・・て言うかいつからいたんだ?」
原作者・江村 「うちのクラスの役員の決め方は『男女5人ずつ名前を書く』と言う多数決方式なんですよ。そうなると『アイツで良いや』ってな感じで名前を書くやからが出て来る訳ですよ。そうなった時『自分の存在価値ってなんなんだろうか?』って、真
面目に考えてしまうんですよ。小鳥じゃないけどね、俺も結構そういう事引きずってしまう人間なんですよ。」
マンボー   「確かに。コイツ外面も良いしな。」
TAKU    「これが最後の項目だ!」

4.一番の幸せ?後継者は自分で!

TAKU    「決めさせてあげたの。」
マンボー   「へぇ。それじゃあ次期会長に唯一逆らえる存在は江村(原作者)だけか!?」
原作者・江村 「そうなのかねぇ。まあ、『サポート役』ってな感じかな?」
TAKUMI  「確か後継者候補は4人いるって言ってたよな。」(「ザ 対談!」TAKUMI編参照)
原作者・江村 「その中から決めました!」
松島     「ヨッシャ!俺も入ってる」(← 一番やりたがっている人)
TAKUMI  「俺も入ってるけど・・・まあ、大丈夫だろう。」
田村     「そんな事ないと思うけどなぁ?」
TAKUMI  「お前が一番危ないだろうが!」
帝王     「騒がしい連中だ。」
唯子     「で、御自分の跡継ぎは誰にしたんですか?」
真一郎   「そうだった。それ聞かなきゃ盛り上がんないよな。」
小鳥    「えっ?でも、そういうのって発表していいものなの?」
マンボー  「この『キングマンボーのへや』には常識など関係ない!思う存分発表するがいい!」
TAKU   「まあ、どうせ分かっちゃうことだしね。」
原作者・江村 「オッシャー!次期会長発表!」

次期会長:桜井 ○(性別:男・高崎塚沢中学出身)

原作者・江村 「だぁー!」
松島     「俺じゃねー!」
TAKUMI  「いやっ・・・いやちょっと待てぇ!」
田村     「うん、文句無しの会長さんだな。」
江村     「御愁傷様です。」
マンボー   「はっはー、そうきたか。」
帝王     「次期会長さん。どこのどなたか存じないがおめでとう!」
TAKUMI  「おまえらワザと言ってるだろう!?」
真一郎    「どなたでしょうねぇ?少なくともこの中にはいないんじゃないですかね?」
唯子     「桜井君なんて人知らないなぁ。」
小鳥     「あ!分かった。『ジャニーズ』の人気グループ『嵐』の桜井君だ!」
TAKU    「それはないんじゃないのかな?」
原作者・江村 「と、言う訳でよろしくね。桜井新会長さん!」
TAKUMI  「いやじゃー!!」
原作者・江村 「それではここで一曲いってみましょう!『でじこ・ぷちこ・うさだ』で『PARTY NIGHT』です。」

キングマンボーのへや 推薦曲P「PARTY NIGHT」

Hold me baby 踊ろうよSunday
Touch me baby 気分はHoliday

イヤな事ぜんぶ 忘れちゃおう
一晩 眠って 目ざめたらhappy girl
夢の途中で 出会う不思議
悪夢を 食べてる バクたちもgood feiends
いつもならばおしゃべりもしない きゅうくつな人
陽気な リズムで 変身

Hold me baby ウキウキlady
ストレスはためないで
Touch me baby キラキラbody
リフレッシュしよう
Touch me baby
心にも栄養を
Touch me baby 気分はHoliday
星空のメロディー

TVゲームや マンガばっかり
外にも出ないで 過ごしたらlonesome boy
バイトの虫も ガリ勉君も
たまには 朝まで 遊んじゃえnice time
生きることにテキストはないよ 裸足のまま
騒ごう クツなんて 脱ぎ捨て

Hold me baby ノリノリparty
瞳まで輝いて
Touch me baby are you ready ok?
楽しもう君も
Hold me baby 踊ろうよSunday
ステップを踏みましょう
Touch me baby 気分はHoliday
スペシャルな瞬間(とき)を

疲れすぎて臆病な日には まぶた閉じて
アクセス してみて have a PARTY NIGHT!

Hold me baby ウキウキlady
ストレスはためないで
Touch me baby キラキラbody
リフレッシュしよう
Touch me baby
心にも栄養を
Touch me baby 気分はHoliday
星空のメロディー
Hold me baby ノリノリparty
瞳まで輝いて
Touch me baby are you ready ok?
楽しもう君も
Hold me baby 踊ろうよSunday
ステップを踏みましょう
Touch me baby 気分はHoliday
スペシャルな瞬間(とき)を

キングマンボーのへや 推薦曲P(推薦曲ナンバーが飛んでいるのは「へやドラマ」で若い順番のナンバーが出てきている為です)
「PARTY NIGHT」
TVアニメ「Di Gi Charat」挿入歌(?)
歌:デ・ジ・キャラット(通称:でじこ):真田アサミ
プチ・キャラット(通称:ぷちこ):沢城みゆき
ラ・ビ・アン・ローズ(通称:うさだ):氷上恭子
作詞:森ユキ
作曲:坂本祐介
編曲:坂本祐介

※今後の「へやドラマ」で「原作者・江村」を「会長」と呼んでいるシーンが結構多いと思いますが、制作時はまだ「会長」だったので、
修正が追いつけませんでしたのでご了承ください。また、「へやドラマ」準主人公の「江村直人」を「会長」と呼んでいるのは「ストーリ
ー展開」なので気にしないでください。次回からまた「へやドラマ」の本編に戻ります。

第32回:へやドラマ@

夏休みも終わった。季節で言うと夏はもうすぐ終わり、紅葉の秋がやってくる。しかしながらまだまだ夏の陽気は残っており、蒸し暑い
日が続いた。その暑い夏に桐生市で起きた事件は今でも語り草となっている。

『真夏に舞い下りてきた白い妖精』

感の鋭い人はすぐにお分かりであろう。『雪』である。そして、その雪に祝福されるかのように十数年間の煮え切らない関係にピリオドが打たれた。この物語の主人公『相川真一郎(あいかわしんいちろう)』、その真一郎の幼なじみの『鷹城唯子(たかしろゆいこ)』だ。
『キングマンボーのへや』をも巻き込んだ2人の恋路に一応のピリオドが打たれたのだった。(← 夏編、更新無理かな?)

・・・・・・それから数ヶ月・・・・・・

江村     「クラス替えは覚悟していたが・・・なんでお前らがいっしょなんだよ?」
帝王     「私といっしょのクラスなんだ。光栄に思えよ。」
TAKUMI  「しかし・・・なんだな。このクラス静かすぎないか?」
田村     「クラス替えの後なんだから当たり前といっちゃそうなるよな。」
新学期を迎えた『桐生○○一高校』は、クラス替えを行った。その結果、今までいっしょのクラスだった真一郎・唯子と別れてしまい、江村は話す相手がいないでいた。しかし人生何が起こるか分からないもので、TAKUMI・帝王・田村がいっしょのクラスだった。
帝王     「で、その後どうなんだ?」
江村     「なにがだよ。」
TAKUMI  「真一郎と唯子だよ。厄介事に巻き込まれた俺達としてはその後が気になるんだよ。会長だって、引退した馬のその後って気になるだろ?本で読んでいるほどなんだから。」
TAKUMIはどうやら江村の愛読本『あの馬は今? ガイド』の事を言っているようだ。定価:1,500円税ぬき。
江村     「さぁな。まっ、俺的には肩の荷が下りた感じだな。」
田村     「まあ、あの2人は学校もが認めるカップルだからな。心配するだけ野暮な話だと思うけどな。」
帝王     「そうはいかん。あれだけ私がアドバイスを・・・。」
ハリセン効果音 「パコーン!」
帝王     「ぐはっ!」
TAKUMI  「なんで俺まで・・・!」
『江村愛用ハリセン』が、帝王とTAKUMIの後頭部に直撃した。
江村     「お前とTAKUMIは厄介事を増やしただけ。頑張ったのは俺とマンボーくらいだろうが。」
田村     「あれっ、マンボーは?」
『そう言われれば』と言った感じで江村はあたりを見回した。しかし、マンボーらしい姿はどこにもなかった。
江村     「違うクラスなのかな。」
TAKUMI  「ああ、あいつ学校の授業とかには出ないから。」
田村     「なんだそりゃ?」
帝王     「あいつの場合は『生徒に成りすましてまで授業に出たくはない』って、いつも口癖でいってるからな。まあ、俺達みたいに変装してまで暇つぶしに来る『異空間人』もいるけどな。」
江村     「頼むからそれだけはバラすなよな。バレたら結構大変なんだから。」
TAKUMI  「今までだってバレてないんだ。大丈夫だよ。」
何を隠そう、TAKUMIと帝王、マンボーは『異空間人』である。この学校ではよく『時空のねじれ』が発生する。そのため、至る所から『異空間人』が潜入してくる。しかし、この学校ではまったく珍しいことでもなく、ごく日常的なこととして済まされる。しかし、学校としてはそんな事当然許すことが出来ず、一応取り締まってはいるのである。その中でも異例なのが『キングマンボーのへや』である。本来、学校内に住処をおいてはいけないのだが、「斎藤組組長」のTAKUと江村が説得をし、なんとか現状維持をしている。
TAKUMI  「会長とTAKUにはホント感謝してるぜ。」
江村     「それはどうも。それとな、クラス替えしたんだから俺はもう会長じゃない。」
田村     「あっ、そうか。誰になるんだろうな、会長?」
帝王     「立候補なんてめったにいないだろうからな。推薦か?多数決か?」
???    「いやっ、立候補者ならここにいるぞ!」
4人     「!!」
松島     「はっはっは!この松島こそ会長にふさわしいのだ!」
江村推称:『最も会長になりたい男』の松島が4人の前に現れた。
江村     「なんだ、お前もいっしょのクラスなのか。」
松島     「会長・・・いやっ、江村よ!お前に『挑戦状』を叩き付けるぜ!」
江村     「なんの?」
松島     「オレとお前、会長の座を争い・・・」
田村     「そう言えば、このクラス今日『転校生』が来るらしいぜ。」
TAKUMI  「男?女?」
田村     「もうちょっと別の聞き方があるような気がするんだが・・・。」
TAKUMI  「よーし!女だったら俺は青春をするぜ!」
帝王     「意味分からん。」
江村     「まったくだな。」
松島     「おい!俺との決着を・・・」
江村     「・・・興味ないなそんな事。俺は寝る。」
そう言い残すと江村はうつむき、『タヌキ寝入り』を実行に移した。
江村 (まっ、あの2人ならもう俺がいなくても大丈夫か。とりあえず、あいつとの約束は果たした訳か。)
TAKU     「席につけぇ。出席取る前に転校生を紹介するぞ!」
教室全体がざわめいた。『転校生』と言う単語特有の反応だ。
TAKUMI  「またTAKUが担任かよ?」
TAKU    「いいだろ、その方が楽で!」
帝王     「面倒の間違いじゃないのか?」
TAKU    「そんな事ないだろう?俺は現に・・・」
田村     「先生、転校生が固まっています。」
田村の指摘にTAKUはようやく我を取り戻した。
江村     (田村よ、ナイス判断だ。俺はお前を次期会長に任命してやりたいぐらいだよ。)
『タヌキ寝入り』をしていながらも、江村は周囲の行動を薄目をしながらたまーに見る。
TAKU    「そうだった。それじゃ改めて転校生を紹介する。」
江村     (俺には関係ないな。寝よ・・・。)
江村は本格的に眠りに付いた。その間、なぜか懐かしい夢を見た。

引越しの風景・・・。
泣きじゃくる少女、そして口にした約束。
『真ちゃんと唯子ちゃんの事頼みます。あの2人には私がついていないと駄目だから・・・。だから、後のことは・・・』
なぜだか妙に落ち着いている少年。
『最後ぐらい敬語やめたらどうだ。まっ、一応任せといてくれよ。』
それを聞くと涙を浮かべながらも笑顔に戻る少女
『お願い・・・ね。もう時間だから行くね、直ちゃん。』
涙をこらえる少女と少年。そして、少年は少女の背に叫んだ。
『約束守から必ず帰ってこいよ!』
そう言いうと、こらえていた涙を流す少年。少女は満面の笑みを浮かべうなずいただけだった。
この時、少年はまだ知らなかった。

『そう簡単にあえるはずが無い』事に・・・。

江村     (ん・・・・・・なんだか懐かしい夢を見たな。)
それは江村にとっては忘れる事の出来ない記憶の断片。忘れることの出来ない光景
???    「・・・・・ん?」
江村     (それにしても・・・なんだってあんな夢を・・・。)
???    「・・・・ゃん?」
江村     (ホームルームは・・・終わったようだな。さて、帰ると・・・)
???    「・・・ちゃん!」
江村     (なんだ?もしかして俺のこと呼んでるのか?)
???    「直ちゃん!」
江村     (ほ〜う、こいつは俺にケンカを売ってんのか?俺の一番嫌いな呼び方をするとは・・・。[大激怒!])
江村は勢いよく起き上がり、さっきから自分のことを呼ぶ人物の顔を拝むことにした。

性別は女性。
身長はそれほど高くはないが低くもない中間型の高さ。
肩に掛かるか掛からないか、微妙な栗色の髪。
どことなく子供っぽさが残る顔つき。しかし、それがどことなく江村にとっては懐かしい感じを与えていた。
まあ、今の江村にとってはどうでも良い事だった。

江村     「あんたか?さっきから人の嫌がる呼び方を連呼する奴はよぉ。」
???    「あっ、やっぱり起きてたんだ!さっきから呼んでいたのに!」
江村     「知るか!あんたが女じゃなかったら一発その顔にこぶしを放っている所だ!」
???    「やっぱりこの呼び方は駄目かな?」
江村     「当たり前だ!大体その呼び方を知っているのは、真一郎と唯子と小・・・・・・えっ!?」
???    「お久しぶり、直ちゃん!」
江村     「もしかして・・・・・・お前は?」
小鳥     「まだ思い出せないの?昔近所に住んでいた野々村小鳥(ののむらことり)だよ。覚えてる?私の事。」
TAKUMI  「なんだ、小鳥ちゃんと会長は知り合いなのか?」
江村     「・・・・・・帰ってきたんだ。」
小鳥     「うんっ!約束通りね。」
そう言うと小鳥は満面の笑みを浮かべた。

それは、あの数年前と同じくらいの笑顔だった。

 

第31回:ついにあの作品がベールを脱ぐ!

マンボー   「30回突破!」
TAKUMI  「まさかこんなに長続きするとは・・・。」
帝王     「ひとえにこれも私のおかげ。」
TAKUMI  「いや、それ違うだろ。」
マンボー   「今日はゲストが来ています。」
江村     「どうも。」
帝王     「フン!何がゲストだ。会長じゃないか!」
TAKUMI  「会長はゲストと言うよりこのへやの住人みたいなものじゃないか?」
マンボー   「引っ掛ったな2人とも。この人は『キングマンボーのへや』フリーライター部の江村さんだ。」
TAKUMI  「え!・・・会長にそっくりだな。」
江村     「よく言われます。」
帝王     「その江村がなにしに来たのだ?」
マンボー   「実はこの人、『へやドラマ』に『原作者・江村』の生徒版として登場しているんです。」
TAKUMI  「あっ、思い出した。会長の身代わりだ。」
江村     「その言われ方嫌だなぁ。ちゃんと『オーディション』で決めたんですからね。」
マンボー・TAKUMI・帝王 (オーディションしたのか?)
帝王     「ちょっと待て。ここであの作品の話が出たという事は?」
TAKUMI  「なに!?まさか・・・・・・!」
マンボー   「ご察しの通り!今日の特集は!」

『ついにあの作品がベールを脱ぐ!おいでませ「へやドラマ」!』

マンボー   「だよーん。」
TAKUMI  「ついにやるのか。」
帝王     「夏編はどうするんだ?」
マンボー   「あれはもう更新不可能でしょう。で、『ザ 対談!』では主人公は『相川真一郎』だったのですが、話が進んでいくうちにこの江村さんは主人公的存在になってしまいました。」
江村     「あの人(原作者・江村)の原稿はこういった『番狂わせ』があるから恐い・・・」
TAKUMI  「納得。」
帝王     「でも表向き主人公は真一郎のままなんだよな?」
マンボー   「そうなんだよな。それでは、このあたりで『へやドラマ』の簡単な設定を話しておきましょう。」

『「へやドラマ」は、ごく普通の高校生、相川真一郎・鷹城唯子・江村直人の幼馴染み3人とその仲間達が繰り広げるごく普通の学園物語。新学期になりクラス替えをすると江村は今まで一緒だった真一郎・唯子と別のクラスになってしまう。新学期早々転校生が来るのだが、なんとその転校生はもう一人の幼馴染み、野々村小鳥だった。そして勃発する試練の壁・・・はたしてこの壁を乗り越える事は出来るのか?』

マンボー   「と、この設定文を書いてくれたのは今ここにいる江村さんです。」
TAKUMI  「さすがフリーライター。なんだか言い作品にみえてきた。」
帝王     「フン!我々の名前が出てきてないじゃないか。やり直し。」
江村     「えー!あっ、そういえば江村さんから伝言を預かってきました。」

『どうも、「キングマンボーのへや」原作者・江村です。今回どうにか「へやドラマ」更新までこぎつけました。今回僕は監修・脚本と言う立場で「へやドラマ」に参加しました。なんか、書いているうちにどんどんキャラクターが変わってしまったキャラクターがいましてね。マンボーはそのいい例かもしれませんね(笑)。でもまあ、どうにか仕上がってよかったです。それではこのへんで挨拶終わります。「キングマンボーのへや」原作者・江村でした。あっ、フリーライターの江村君、「我がなつかしの名馬」の原稿早く仕上げてくださいね。』

マンボー   「まだ仕上がってない原稿があるんですか?」
江村     「すいません。『ヒシアマゾン』の原稿を手がけています。」
TAKUMI  「早くし上げないと恐いぞ。」
帝王     「そうそう。」
マンボー   「江村さんの役はどう言った位置にいるんですか?」
江村     「そうですねぇ。主人公が真一郎でヒロインが唯子と小鳥ですから・・・準主人公って言った所ですかね?」
TAKUMI  「そんなところだよな。」
マンボー   「まあ、我々も現場にいた訳ですけど、会長が疲労で倒れたのは驚きましたよね(KMRニュース・夏休み編参照)。」
帝王     「『ザ 対談!』の一男の時に言っていたが、本当に体が弱いんだな。」
マンボー   「あー見えてな。」
TAKUMI  「一時期秋の更新は無謀とまで言われたからな。」
江村     「よく頑張ってくれましたよ。」
マンボー   「それでは次回から『へやドラマ』がついに更新されます!」
帝王     「つまらなかったら見なくて結構だ!」
TAKUMI  「何言ってんだよ。」

緊急告知!3F3のみなさまへ・・・
松島    「後期クラス委員選挙にはどうかこの『松島』の名前を入れてやってください!」
原作者・江村  「僕に入れないでください。」
松島    「貴様!そのやる気の無さは何だ!」
原作者・江村  「どうか松島君に清き一票を!」
松島    「くそー、敵に塩を送るとは・・・・・・貴様余裕か!」
原作者・江村  「なんだよー。応援してあげてるのに。しかしもうそんな季節か。」
松島    「俺達の卒業へのカウントダウンが始まったんだな。」
TAKU   「その前に君達。何か大切な事を忘れてない?」
2人     「???」
TAKU   「テ・ス・ト・!」
これを読んでいる桐生○○○一高校の皆さん。テスト、お互い頑張りましょう!

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キングマンボーのへや 第16回〜25回を見る

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