タスマニア

意味・解説
タスマニアとは、オーストラリア南東部にある島とその州。タスマニア州は、タスマニア島と周辺の島々から構成されている。
自然豊かな場所として知られ、多くの国立公園や自然保護区がある。タスマニアデビルやワラビーなど、独特の動物が生息していることでも知られている。
オランダとのつながり
タスマニアという地名は、初めて島を発見したアベル・タスマンにちなんで付けられた。
アベル・タスマンは、オランダ東インド会社のもとで活躍したオランダ人の探検家。
タスマニアのごく一部の地域には、今でもオランダ語の名残が見られる地名や建築物がいくつかあるようです。
オーストラリアとニュージーランドに挟まれたタスマン海も、南太平洋の探検を行ったアベル・タスマンに由来しています。
オランダ黄金時代と呼ばれる17世紀のオランダは、世界有数の海洋大国として繁栄し、航海技術の発展と商業の拡大を進めていました。
当時のオランダの探検家たちは、航路の開拓や地域の発見によって、地理的な知識の拡大と地図の改善に貢献し、オランダの海洋大国としての地位を強化しました。