The Ballad of Curtis Loew / カーティス・ロウのバラード

                               LYNYRD SKYNYRD

   雄鶏が鳴く前に朝起きたものだった
   小銭をもらうためにソーダの瓶を探した
   下り坂を曲がってカントリーストアへ行き
   カーティス・ロウという名の人にあげるお金を手に入れた

   年とったカーティスは白髪まじりのカーリーヘアの黒人だった
   ワインを5杯飲んでも平気だった
   古びたギターをひざを組んで弾いていた
   僕がお金をわたすと、1日中僕に歌ってくれた

   僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、カーティス・ロウ
   お酒のお金も楽器をよくするお金もあげたから
   みんなは彼のことを役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
   だってカーティス・ロウはブルースを歌わせたらこの世で一番だもの

   カーティスが60才、僕は多分10才の頃だった
   ママはよく僕をしかったものだったけど、僕は何度も会いに行った
   カーティスの所にいる間は、手拍子をとったり、足を鳴らしたりした
   彼は1.2曲歌うごとにワインを飲んでいた

   僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、カーティス・ロウ
   お酒のお金も楽器をよくするお金もあげたから
   みんなは彼のことを役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
   だってカーティス・ロウはブルースを歌わせたらこの世で一番だもの

   カーティスが死んだ日、誰も祈りに来なかった
   年老いた神父は二言三言何かいってから、彼を土にうめた
   彼は生きている間、黒人音楽がベースの歌を歌っていた
   彼が死ぬ日、彼は自分の持っている歌を全部歌った

   僕に歌を歌ってよカーティス・ロウ、ねえカーティス・ロウ
   もし生きていたなら、きっとみんなが知ると思うよ
   みんなは君を役立たずというけれど、みんなは何もわかっちゃいない
   だってカーティス・ロウ、あなたはブルースを歌わせたらこの世で一番最高だもの

 

高校時代に辞書片手に訳したモノです。今みるとおかしなところもありますが、あえて原文のままです。
今は亡きRonnie&Allenの作。彼らの幼少期が目に映ります。

 

 

音楽歴      好きな音      お勧め皿      好きな呑み屋 

 

BACK