某クラス会長にページジャックされてしまいました。とってもダービーなお方はどうぞ・・・とほほ。
第47回:今年最後の運をこの舞台ですべて使い果たせ!!(本番)
グランプリ予想Vol.1「宝塚記念予想杯争奪戦」から約半年の月日が流れた。
ついにこの日がやってきた!
春の覇者、原作者・江村が王者防衛を果たすか!
それとも春のリベンジ組、あやか命さん・TAKUさん・TAKUMIさん・はやひでさんのリベンジか!
「GT予想BBS編」を制した松島赤田(芸名)さんが頂点を目指す!
「KMR」初登場にしてグランプリ予想初参加になるdosukoiさん・Tonさんが鮮やかに勝利を物にするか!
「KMR」編集長・A田がいきなりの参加を表明!予想2戦2勝の実力はこの有馬でも発揮されるのだろうか?
王者の貫禄勝ちか!?
それとも、激戦を勝ち抜いてきたもの達か!?親交勢力の意地か!?
全てを知るのはシンザン先生のみ!?(ホンマか?)
・グランプリ予想Vol.2「有馬記念予想杯争奪戦」
「◎」限定・「キングマンボーのへや」有馬記念人気
1番人気:テイエムオペラオー 3ポイント
1番人気:メイショウドトウ 3ポイント
3番人気:トゥザヴィクトリー 1ポイント
3番人気:ホットシークレット 1ポイント
3番人気:マンハッタンカフェ 1ポイント
「○」限定・「キングマンボーのへや」有馬記念人気
1番人気:テイエムオペラオー 4ポイント
2番人気:メイショウドトウ 2ポイント
3番人気:ダイワテキサス 1ポイント
3番人気:ナリタトップロード 1ポイント
3番人気:ホットシークレット 1ポイント
「△」限定・「キングマンボーのへや」有馬記念人気
1番人気:ナリタトップロード 3ポイント
2番人気:マンハッタンカフェ 2ポイント
3番人気:アメリカンボス 1ポイント
3番人気:シンコウカリド 1ポイント
3番人気:ダイワテキサス 1ポイント
3番人気:メイショウドトウ 1ポイント
印総合・「キングマンボーのへや」有馬記念人気
1番人気:テイエムオペラオー 7ポイント
2番人気:メイショウドトウ 6ポイント
3番人気:ナリタトップロード 4ポイント
4番人気:マンハッタンカフェ 3ポイント
5番人気:ダイワテキサス 2ポイント
5番人気:ホットシークレット 2ポイント
7番人気:アメリカンボス 1ポイント
7番人気:シンコウカリド 1ポイント
7番人気:トゥザヴィクトリー 1ポイント
マンボー 「さて今日は色々な方を招いて忘年会と言う訳だがな。」
帝王 「フン!そうだな。誠の喜ばしい事だ。」
田村 「うん。出てきている料理も旨いし申し分ない。」
山 「それは良いんですけど・・・なんでここしか盛り上がってないんでしょうか?」
原作者・江村 「それはだな〜・・・今日が『有馬記念予想杯争奪戦』の予想お披露目の日だからだ!」
TAKUMI 「まったく!こんな日に忘年会するなよ!大体マンボー暇ならお前が予想しろよ!」
マンボー 「俺バイトだもん。」
TAKUMI 「貴様〜・・・!」
松島 「まあ良いじゃないの。どうせ勝つのは俺なんだし。」
各予想者達 (!!!)
マンボー 「おー、大きく出たな。」
あやか命 「何かの間違いじゃないの松島君?勝つのはこの私だよ。」
はやひで 「何をおっしゃいます。私ですよ。」
dosukoi 「初参加とは言え私にもチャンスがありますよ。」
T・o・n 「それを言うならこっちだって。」
TAKU 「そうそう。お酒は熱燗に限る!」
原作者・江村 「この人だけ話題が違うのはなぜだ?」
TAKUMI 「何時もの事だ気にするな。」
山 「それにしても・・・何で2人はそんなに落ち着いていられるんですか?」
田村 「そうだよな。お前らだって予想する立場なんだろ?」
原作者・江村 「だって、今更そんなに目くじら当てたって・・・。気楽にやらなきゃ意味無いし。」
TAKUMI 「そうそう。気楽じゃないと本来の力を引き出せないしね。」
マンボー 「こいつらはこいつらで凄い根性してるな。」
TAKU 「TAKUMIはさておきとして・・・。江村君は予想が一つに定まらないってぼやいてたジャン!」
松島 「そうだ!大体今回一番プレッシャー感じてるのは会長だろ!?」
T・o・n 「そうですよね。なんせ『王者』ですしね。」
原作者・江村 「ふっふっふ。この緊張感を楽しめないとは・・・まだまだだね。」
dosukoi 「お・・・王者の余裕。」
あやか命 「まああの人の言う事にも一理ありますね。緊張していてはまともな予想は出来ない!」
はやひで 「確かに。そして、今年最後のビックイベントを物にするのはこの私!」
松島 「ちがーう!この松島赤田(芸名)だ!」
T・o・n 「同人社のTonですよ!」
TAKU 「斎藤組の組長・TAKUだ!」
dosukoi 「あやか命さんとはやひでさんはともかくとして・・・。Tonさんと松島君に組長さんはほとんど競馬ド素人じゃないですか?競馬はやっぱり高校時代からやっていないと。このdosukoiにこそ勝機がある。」
TAKUMI 「俺もド素人です。」
原作者・江村 「すいません。オグリのラストランをリアルタイムで見た私は一体どうなるのでしょうか?」(←17歳)
田村 「それはお前、論外でしょ?」
山 「あんた一体何歳から競馬を見てるんだよ?」
マンボー 「甘い甘い!俺なんて『スピードシンボリ』の宝塚記念をリアルタイムで見たぜ!カッコ良かった・・・あの老兵は。」
はやひで 「マンボーさんって確か高校生ですよね?」
あやか命 「無駄ですよはやひでさん。この世界で常識は通用しません。」
T・o・n 「おー、2人ともこの環境になれてる・・・。」
TAKU 「だからお酒は熱燗に限ると・・・」
dosukoi 「組長・・・話題にノルかソルかどちらかにしてくださいよ。」
松島 「とにかく!勝つのはこの俺だ!」
TAKUMI 「はいはい。『ピー』な予想をしている松島君は少し静かにしていましょうね。やっぱ・・・穴狙わなきゃ!」
田村 「だったらオペラオーを馬券に絡めるなよ・・・。」
原作者・江村 「まあどうでもいいけど。それでは皆の衆!予想クリップオープン!」
ついに幕がきられたグランプリ予想Vol.2「有馬記念予想杯争奪戦」
前回同様、原作者・江村が2連覇を果たすのか!?
それとも、「KMR」代表・TAKUMIと松島赤田(芸名)が一泡吹かせるか!?
特別参加者もかなり豪華!
「へや」の環境に慣れてしまったあやか命・はやひでが、前回のリベンジに燃える!
マンボーが直々に鍛え上げた(?)T・o・nさんがハワイ旅行をプレゼントするのか!?
「KMR」データに無い未知数の存在・dosukoiが王座を物にするのか!?
リベンジといえばこの人を忘れてはいけない!
「斎藤組」組長・TAKUが宴会開催の為の資金稼ぎに燃える!
忘年会には来れなかったが、飛び入り参加のA田が全勝記録を樹立するか!
それぞれのプライドと誇りと思惑淀めく「キングマンボーのへや」
果たして・・・今年最後のビックイベントを制するのは一体!?
そして・・・・・・競馬のドラマは誰に微笑むのだろうか!?
グランプリ予想Vol.2「有馬記念予想杯争奪戦」印・予想公開!
「キングマンボーのへや」任命馬券購入大使・あやか命(宝塚記念以来)「負けて泣くなら勝って泣きたい(^^;」の予想
◎テイエムオペラオー
○ナリタトップロード
△メイショウドトウ
単 勝:テイエムオペラオー
馬 連:テイエムオペラオー − ナリタトップロード
ワイド:テイエムオペラオー − メイショウドトウ
ワイド:ナリタトップロード − メイショウドトウ
「キングマンボーのへや」原作者・江村(TAKUMI代理マイルCS以来)「私の夢はメイショウドトウです!(^^;)」の予想
◎メイショウドトウ
○テイエムオペラオー
△ナリタトップロード
単 勝:メイショウドトウ
馬 連:メイショウドトウ − テイエムオペラオー
ワイド:メイショウドトウ − ナリタトップロード
ワイド:テイエムオペラオー − ナリタトップロード
「キングマンボーのへや」編集長・A田(JCD以来)「飛び入り参加!」の予想
◎ホットシークレット
○テイエムオペラオー
△シンコウカリド
単 勝:ホットシークレット
馬 連:ホットシークレット − テイエムオペラオー
ワイド:ホットシークレット − シンコウカリド
ワイド:テイエムオペラオー − シンコウカリド
「斎藤組」組長・TAKU(JC以来)「宴会じゃ!!」の予想
◎マンハッタンカフェ
○ホットシークレット
△アメリカンボス
単 勝:マンハッタンカフェ
馬 連:マンハッタンカフェ − ホットシークレット
ワイド:マンハッタンカフェ − アメリカンボス
ワイド:ホットシークレット − アメリカンボス
TAKUMI(JC以来)「当てる!!」の予想
◎メイショウドトウ
○テイエムオペラオー
△マンハッタンカフェ
単 勝:メイショウドトウ
馬 連:メイショウドトウ − テイエムオペラオー
ワイド:メイショウドトウ − マンハッタンカフェ
ワイド:テイエムオペラオー − マンハッタンカフェ
「DOSUKOI’S WEBSITE」dosukoi(初予想)「昨年の夢に賭けます」の予想
◎テイエムオペラオー
○メイショウドトウ
△ナリタトップロード
単 勝:テイエムオペラオー
馬 連:テイエムオペラオー − メイショウドトウ
ワイド:テイエムオペラオー − ナリタトップロード
ワイド:メイショウドトウ − ナリタトップロード
「同人社」Ton(初予想)「コレでお願いします。」の予想
◎メイショウドトウ
○テイエムオペラオー
△ナリタトップロード
単 勝:メイショウドトウ
馬 連:メイショウドトウ − テイエムオペラオー
ワイド:メイショウドトウ − ナリタトップロード
ワイド:テイエムオペラオー − ナリタトップロード
「はやひでくんと愉快な仲間達」はやひで(宝塚記念以来)「決まりました♪」の予想
◎テイエムオペラオー
○メイショウドトウ
△ダイワテキサス
単 勝:テイエムオペラオー
馬 連:テイエムオペラオー − メイショウドトウ
ワイド:テイエムオペラオー − ダイワテキサス
ワイド:メイショウドトウ − ダイワテキサス
松島赤田(仮名)(JC以来)「連勝街道突っ走れ!!!!!」の予想
◎トゥザヴィクトリー
○ダイワテキサス
△マンハッタンカフェ
単 勝:トゥザヴィクトリー
馬 連:トゥザヴィクトリー − ダイワテキサス
ワイド:トゥザヴィクトリー − マンハッタンカフェ
ワイド:ダイワテキサス − マンハッタンカフェ
第46回:今年最後の運をこの舞台ですべて使い果たせ!!(前座)
全ては・・・この企画書から始まった。
グランプリ予想Vol.2「有馬記念予想杯争奪戦」
内容:Vol.1「宝塚記念予想杯争奪戦」に続くグランプリレース恒例(?)となった競馬予想!
「キングマンボーのへや」原作者・江村から王者奪還を狙う「KMR」代表2名と「特別参加者」5名。
今年最後の運を使い、真の王者に君臨するのは誰だ!?
この企画書を見たとき、原作者・江村はほくそ微笑んだ。「王者の余裕」だったのだろう。
そして次の日から会議が始まった。
審査・調査委員会により特別参加の席は決まっていき・・・次第に最後の席を巡り激しい争いを繰り広げた「KMR」の5人。
その栄冠を勝ち取った松島赤田(仮名)
そして有馬記念約一週間前・・・余裕の色が次第に無くなってきた原作者・江村。頭の中で出走馬を何度も走らせるが「確実」と言う予想が思い浮かばないのだと言う。現時点(12/11)、原作者・江村の予想は10個以上・・・これを一つに絞らなければいけないのだ。
それだけ今年の「有馬記念」予想が難しいのだろう。
過去数多くの名馬がここを勝ち、数多くの名馬が涙をのんだ舞台
中央競馬最後のGTレース・冬のグランプリレース「有馬記念」ここ数年の歴史やいかに・・・・・・
・1990年12月23日
「限界説」を見事跳ね除けた芦毛の怪物・オグリキャップのラストラン。
鞍上・武豊がレース後、涙を浮かべたのは後にも先にもこの時だけである。
・1991年12月22日
大本名馬・メジロマックイーンをブービー人気のダイユウサクがあっという間に交わした。
勝ちタイムは従来の記録を1秒1も縮める大レコードタイムだった。
・1992年12月27日
フロック視された「宝塚記念」の再現。メジロパーマーがグランプリを連覇。
パーマーは前年の勝ち馬ダイユウサクと同様にブービー人気だった。
・1993年12月26日
14頭中8頭がGT馬。その中でも「実力No.1」のトウカイテイオーが復活を果たす。
実に364日ぶりのレース。長期休み明けGT勝利の新記録となった。
・1994年12月25日
最大のライバルである兄がいない。ビワハヤヒデの引退により兄弟対決は夢で終わった3冠馬・ナリタブライアン。
シンボリルドルフ以来3歳4冠馬を達成したブライアンにとって、兄のいないこの有馬はおまけ程度にしか感じなかった。
・1995年12月24日
出走頭数12頭と言う淋しいメンバー構成で行われた。同年の菊花賞馬・マヤノトップガンの逃げ切り勝ち。
4コーナーで前年の覇者・ナリタブライアンが迫るが、余力十分だったトップガンに逆に「新旧交代」を突きつけられる結果となった。
・1996年12月22日
秋の天皇賞の雪辱を期す春の天皇賞馬・サクラローレルが1頭だけ別次元の伸びを見せた。
粘るマーベラスサンデーを2馬身半置き去りにして、貫禄を見せる。
・1997年12月21日
宝塚記念優勝以来の出走となる古馬3強最後の1頭・マーベラスサンデーが1番人気に押される。
だが、そのマーベラスを抑え優勝したのは3歳馬・シルクジャスティス。ダービー2着の実力を見せた。
・1998年12月27日
この年の3歳勢の強さを再確認させた。前年2歳牡馬の頂点に立ったグラスワンダーが再び頂点に立つ。
骨折明けから3走目。自慢の末脚が発揮出来ずにいたが、このレースで見事復活を果たした。
・1999年12月26日
90年代最後の有馬記念。それに恥じないレースを見せたグラスワンダー・スペシャルウイーク。
長い長い写真判定の末、歴史的大激戦はほんの数センチの差でグラスワンダーに軍配が上がった。
・2000年12月24日
20世紀最後の有馬記念。注目は古馬の長・中距離GT完全制はかかったテイエムオペラオー。リベンジを誓うメイショウドトウ。
不利があり、最後ドトウに詰め寄られるが、現役最強馬が意地とプライドを見せた。年内無敗、色々な記録が作られた1年だった。
昨年の有馬から364日の時が流れた。
年齢・ローテーションは違うものの、目指すものはただ一つ!
それは「日本一」の称号!
ラストランを迎える馬もいる。
そうかと思えばこれからの世代をしょってたつ馬もいる。
2001年12月23日 第45回:有馬記念
21世紀最初の有馬記念には・・・一体どのようなドラマが待っているのだろうか?
「有馬記念予想杯争奪戦」予想締め切り日まで・・・あとわずか。
第45回:あとがきA
2001年9月15日
どうもどうも。またあとがきです。これで「へやドラマ」終演です!あー長かった。
原稿作る上で我々が気をつけていた事は「長すぎず短すぎず」なんですよ。まあ、「パソコンのメモ帳5〜8KBの大きさ」が、平均原稿量なんですよ。「ザ
対談!」も「夏休み企画ラストスパート!」が12KBになってしまっただけで、後は大体5KBを切るか切らないかでした。いままで更新されてきた物もそれくらいでした。しかし・・・・・・
「へやドラマ」はそうはいかなかった。最初の「ついにあの作品がベールを脱ぐ!」はうまい具合に5KBにおさまったんですがね。その次から、つまり本編からが問題。したの図を参照に。
@8KB→A8KB→B8KB→C8KB
とまあ、ここまで見ただけなら「普通なんじゃないの?」と思われるでしょう。次からが問題なんですよ。
D10KB→E11KB→F15KB
どうです?この大きさ!ここまでが「へやドラマ」の本編なのですが、「打ち上げ会!」からは以下の通り。
G7KB→H9KB→I11KB
まあ、本編よりは少なめなのはお分かりですよね。ここまでのレコードホルダーはFの「15KB」です。しかし・・・・・・
やってしまいました私原作者・江村。前回の「あとがき@ そして・・・・・・『へやドラマ』幻のG」これがなんと!
「 1 7 K B ! ! 」
読みにくい人の為に縮めてお書きしよう。
「17KB!!」
です。現在の「キングマンボーのへや」原稿容量レコードホルダーはこの「17KB」ですね。このレコードを破るのはいつの事やら・・・
それこそ「フリーライター部」の江村君に「へやドラマ」やってもらわない限り無理だと思うけどな。いや、奴にそんな量の原稿を考える頭はないと思うが・・・本人が本当にやる気なので暖かい目で見守っておこう。ちなみに「へやドラマ」の合計KBは「117KB」です。
この「あとがきA」をプラスすると「120KB」っす!
2001年11月29日
さて、次回からの「キングマンボーのへや」のラインナップは以下の通りです。
・今年の運を全て使い果たせ!グランプリ予想Vol.2「有馬記念予想杯争奪戦」(タイトル仮)
説明:Vol.1「宝塚記念予想杯争奪戦」に続くグランプリレース恒例となった競馬予想!
「キングマンボーのへや」原作者・江村から王者奪還を狙う「KMR」代表2名と「特別参加者」5名。
今年最後の運を使い、真の王者に君臨するのは誰だ!?
出場者(名前の順):「キングマンボーのへや」任命:馬券購入大使・あやか命さん(特別参加者・現時点参加未定)
「キングマンボーのへや」原作者・江村さん(王者防衛戦)
「斎藤組」組長・TAKUさん(特別参加者)
TAKUMIさん(キングマンボー代理・「キングマンボーのへや」代表)
「DOSUKOI’S WEBSITE」dosukoiさん(特別参加者)http://dreamcity.gaiax.com/home/dosukoi
「同人社」Tonさん(特別参加者)http://www.doujinsha.com
「はやひでくんと愉快な仲間達」はやひでさん(特別参加者)http://www13.u-page.so-net.ne.jp/zb3/hayahide/
松島赤田(芸名)さん(「キングマンボーのへや」代表)
・冬休み企画
説明:予想杯が終わり次第更新を予定。直前まで何かはヒ・ミ・ツ!予測のついている人の方が多いかもしれないが・・・。
・お正月しょっぱな号!(タイトル仮)
説明:冬休み企画の途中で入る「キングマンボーのへや」2002年へのカウントダウン!2001年の「キングマンボーのへや」を振り返る。そして重大発表も?組長さんには悪いが更新日は2001年12月31日の23:55に決定!組長さんは起きているべし!
これが更新された次の日(1月1日)、キングマンボーが年賀状を配達!?
年明けから騒がしい事をお許しください。そして、クソ長いです!
第44回:あとがき@ そして・・・・・・
2001年9月11日
どうもどうも。お久しゅう(?)ございます。「キングマンボーのへや」原作者の江村でありまーす!「へやドラマ」どうでしたかね?まあ、文句や感想は掲示板(BBS)にでも書き込んでくださいな。それではさようなら・・・・・・って、ちゃうねん!まだあとがきの「あ」の字も語っておらへん!ダラダラ書いていこうと思うのでよろしく。
「へやドラマ」夏編が更新不可と分かった時点で「作品自体」を「ボツ」にしてしまおうと思っていたんですよね。なんせ「夏編」は夏休みの1ヶ月半前からつくっていて、当然またやるともなると大変な訳ですよ。しかも「夏編」はものすごく「ベタベタ」な話だったんですよ(秋編もかなりベタベタだけど・・・)。今考えると「PC吹っ飛んでくれてありがとう!」でしたね。マジで!あれ更新されてたらかなり批評の嵐を受ける事に・・・。まあ、それはいいとして(いいのか?)。
えーと、なんだったっけ?あーそうだ思い出した。で、「なんでボツにならなかった」かと言うとですね。最近「編集長」に格上げされたA田さん。あの人が
A田 「特に競馬予想もないですし・・・なんかいい企画はないですかね?」
原作者・江村 「ない。」
A田 「あんたねぇ・・・。」
原作者・江村 「俺はバイトで忙しい。」(← 当時、郵便局員バイト)
A田 「そんなぁ・・・。そうだ!『夏休み』に更新できなかったものを更新していくのはどうですか?」
原作者・江村 「ああ。良いんじゃないの?」
A田 「じゃ、『へやドラマ』の方よろしくお願いします。」
原作者・江村 「え・・・・・・?」
もはや後の祭りでしたね。最初は「全3話構成」の予定が何時の間にか「7話構成」に・・・・・・プラスして「3話打ち上げ会」だったから、最終的には「全10話構成」だったんですね。いやぁ、驚いた。でもまあ、本音を言うと「へやドラマ」をまた作れて嬉しかったんでしょうね。郵便配達中にもネタが浮かんできましたからね。しかも「へやドラマ」って、一応「撮影スタッフ」がいるんですよね。自分で言うのも何なのですが、「いたのか?撮影スタッフ?」ってな感じですね(^^)。もう一つ本音を言うと「あの手の話を作るのは苦手」です。だから多少(?)結末を遠回りさせてたんです。しかも最後の江村君のセリフ。
江村 「それに・・・・・・俺だけの為に笑顔でいて欲しい。」(←
「へやドラマ」F参照)
自分的には「キャー!書いちゃったよ!書いちゃったよ!」って、爆笑してましたね。しかも「へやドラマ」の設定によると「江村君」って「原作者・江村の生徒版」なんですよね。だからなおさら爆笑!って言うかものすごく恥ずかしい。落ち着いて考えると「なんかありきたりなセリフだったなぁ」ですね。あー恥ずかしかった!て言うか、「フルネーム」で登場しているくせに、なして君だけセリフ表示の時「名字」なん?
まだ終わりではありませんよ。あとがき。キャラクターの名前聞いて「アレッ?」と思った方。お懐かしゅうございますか?実は「へやドラマ限定オリジナルキャラクター」の3人、真一郎・唯子・小鳥は、某ゲームのキャラクターの名前を使わせて頂いちゃいました。テヘッ。でも、性格まったく違うのでよかったよかった。もはや「マイキャラクター」って感じです。真坊(「しんぼう」と読む。真一郎の原作者・江村的愛称)と唯坊(「ゆいぼう」と読む。同じく愛称)の性格は意外に簡単にまとまったのですが・・・小鳥坊(「ことりぼう」と読む。呼びにくい)は結構手間取った。なぜだか「一つにまとまらなかった」です。だから読んでいて「小鳥性格変わってない?」と思われた方は結構多いと思いますね。その辺はご勘弁を。
「キングマンボーのへや」面々の性格は変わっていないと思います。キングマンボーの場合はマンボー
「役作りに挑戦!」
と言っていたので、ワザとああいったセリフを話すキャラクターにしてあります。普段のマンボーから考えると「似合わねぇ」と思いまし
たけどね(^^)。終わった後になってTAKUMIは
TAKUMI 「俺ってなんかそのまんまじゃなかったか?マンボーみたいに違う性格だしたかった。」
なんて言ってるし。もう少し早く言おうね、そういう事は。帝王は
帝王 「普段から慣れない事はやらないようにしている。」
って言ってましたね。結構やりたかったのかもしれませんね、「役作り」。
しかし「キングマンボーのへや」も結構続いているなぁ。はたして何回までいけるかな?そして、「フッ」と気になった事が・・・。
「結局の所、江村と小鳥はどうなったの?」と。そしてもう一つ「真一郎・唯子の恋を『キングマンボーのへや』の関係者達が手助けする?」の設定は何処へ?(--;)
なんとなく書く事が無くなってきたのでこの辺でおさらばです。では、あとよろしく。
「へやドラマ」幻のG
今日から学校が「期間休業(以下、秋休み)」と言う事で、桐生○○○一高校だけ休みとなる。他の高校からしてみればうらやましい限りだと思う。何とも贅沢な高校だ。あの騒がしい記念日から随分経った。その間に「テスト」があり、いろいろと苦労した。真一郎と唯子はまた元の仲に戻り、小鳥は「ホッ」としていた。記念日のお祝い会場となった「キングマンボーのへや」はと言うと、まだ片づけきっていないらしい。時たまTAKUMIと帝王に「掃除手伝え!」と、文句を言われる。最近マンボーは「異空間世界」に帰っているらしいく、
あれから姿を一度も見ていない。松島は相変わらず「クラス会長」の座をねらっている。クラス替えをしたあの日から何一つ変わった事はない。そして、江村と小鳥も何一つ変わった事はなかった。
秋休みという事もあり、例のごとく江村は遅起き(遅く起きる略称)をする・・・のだが、この日の江村は違った。秋休み初日は小鳥と一緒に「墓参り」に行ってきた。一人で行くはずだったのだが小鳥が「どうしても!」と、普段からは考えられないほどの言い方をされて、その勢いに押されてしまった江村は連れて行く事にした。江村にとって「墓参り」は今までどうでもいい行事だった。が、この前の一件で自分の中で全てがひとくぎりした為、多少面倒臭いのだろうが行く事にしたのだろう。それは小鳥も同じだった。江村同様自分なりにひとくぎり付けたに違いない。秋休み初日はこうして終わった(短いなぁ・・・^^)。
2日目。江村はこの日も早起きをしたが「遊びに行こう」と言う気にはならなかった。昨日、意味深げに小鳥から渡された指輪を眺めていた。これと言って高価な物ではなさそうだが「絶対なくさないでね!」と、やはり念押しされた。そこまでこの男は信頼されていないのだどうか?しかし、今まで小鳥が江村にこういった口調で話す事がなかっただけにちょっとした驚きだった。その指輪を眺めながら気が付いた事があった。今日はやけに隣りの部屋がうるさい。口ゲンカとかじゃなく・・・そう、部屋の物を移動しているかのような物音がしていた。「小鳥の事だから部屋の模様替えでもしているのか」と、江村はあまり気にかけていなかった。
秋休み最終日。江村はやはり出かける気にならず「ボケー」っとしていた。そして、この日もあの指輪を眺めていた。まったくもってこの指輪の持つ意味が分からない。分からないのがなんだか気持ち悪くてしょうがない。と、その時電話がかかってきた。
江村 「もしもし。」
唯子 「江村君!唯子だけど」
電話をかけてきたのは唯子だった。江村は電話を抱えながらベットに座った。
江村 「お久しゅうございますね。どうした、また真一郎とケンカでもしたか?」
唯子 「そんなんじゃないって!」
江村 「??・・・何でそんなに慌ただしいんだよ?」
唯子 「えっ・・・江村君もしかして知らないの?」
江村 「だからなにが!」
まったく話しが噛み合わない上に勝手に慌てている唯子に江村ご立腹。
唯子 「真一郎に今日聞かされたんだけど・・・実は」
江村 「・・・・・・・・・・!!・・・・・・それ、冗談?」
唯子 「冗談じゃないって!」
江村 「あいつ、俺にはそんな事一度も・・・」
唯子 「今からでも間に合うかもしれないよ。」
江村 「・・・・・・」
唯子 「もしもし?」
江村 「・・・俺、いいや。」
唯子 「えっ!?ちょっと江村君!!」
江村は何も言わず電話を切った。ショックと混乱のワンツーパンチがクリーンヒットしたような感覚だった。
唯子の話によれば、小鳥がまた引っ越すらしい。急な話でそれは今日。今日の飛行機で何と海外に行ってしますそうだ。江村は小鳥がこの2日間、様子がおかしかった理由が何と無く分かったような気がした。昨日の騒音も納得がいく。普段の江村ならば焦って着替えて空港に直行するのだろうが・・・そんな気になれなかった。自分に言わず行こうと決心(?)した小鳥の決意を尊重してやりたいし、指輪の持つ意味が分からない自分は今会う資格がないと、江村なりに考えたからだ。しかし
江村 (なんだか煮え切らない気持ちだな。)
小鳥の事もそうだが指輪の事もそうだった。しかも江村はこの指輪になんとなく懐かしさを感じていたのだ。
江村 (このままで・・・俺は、本当にこのままでいいのか?)
江村の心の中で迷いともどかしさがグッチャ混ぜになり始めていた。本当は今すぐ行っていきたいのだ。行って、ちゃんと伝えなければならない気持ちが江村の中にはある。
江村 「何をやってるんだ俺は!」
江村は両手で髪の毛をかき回し始めた。気持ちだけが先走り、行動しない。いや「行動できない」と表現すべきなのであろうか。状況は違うにしろ、これを読んでいる人もこんな事を体験した事はあるであろう。
江村 (落ち着け!落ち着け俺!)
自分にそう言い聞かせながら江村は深呼吸を始めた。なんとなく落ち着いたその時だった。ふいに江村はこの指輪がなんなのかを思い出した。すると江村の気持ちは自然とスッキリしてきたのだ。
江村 (・・・・・・まっ、当って砕けて来るか!)
江村が決心したその時、玄関のドアが開いた。そこには今まで姿を暗ましていたマンボー・TAKUMI・帝王の姿があった。
マンボー 「決心、ついたようだな。」
江村 「マンボー・・・それにお前らまで。」
TAKUMI 「まったく、会長も自分の事になるとダメダメだな。」
帝王 「まったくだ。もう少し早く素直になればよかったものを。」
江村 「お前らなんで・・・」
マンボー 「昨日夜遅く小鳥が来てな。お前には話すなと言われていたんだが・・・」
TAKUMI 「そんな分かりきった説明はいいから!」
帝王 「フン!TAKUMIの言う通りだ。早く行こう。」
江村 「しかし、今からで間に合うかどうか・・・。」
マンボー 「俺を甘く見ているのではないのか?『物質転送』ぐらいできる。」
江村 「マンボー・・・。ありがとう。」
マンボー 「礼を言うぐらいならとっとと自分の気持ちを伝える事だな。時間がない、手っ取り早く済ませるぞ。」
マンボーはそう言うと両手を構え、光を放ち始めた。江村を囲むかのように光は輝きを増していった。
TAKUMI 「ま・・・まぶしいぃ。」
帝王 「クッ・・・目を開けていられん。」
江村 「ううぅ・・・・・・」
江村の視界は、過去に行った時のように真っ白になった。
マンボー 「江村・・・良い結果を期待しているぞ。」
そして・・・輝きは何時の間にか真っ白な空間を作っていた。
ほぼ同時刻。空港には何とか間に合った真一郎・唯子、そして小鳥が最後の別れを交わしていた。
真一郎 「江村の奴、本当に来ないつもりか?」
唯子 「電話ではそう言ってたけど。」
小鳥 「きっと・・・何も言わずに出てきちゃったからすねてるんだと思う。」
唯子 「そう。」
真一郎 「まったく。人には散々偉そうな事言っておきながら自分の事となると駄目なんだよなぁ江村。」
小鳥 「??」
唯子 「真一郎!」
そう言うと唯子は真一郎の首を締め付けながら小声で「小鳥がつらくなるでしょうが!」と言った。鈍感な2人でも江村と小鳥、両者の気持ちは知っているようだ。と、その時だ。アナウンスで小鳥が乗る飛行機の名前が連呼された。そろそろ行かなくてはならないようだ。
小鳥 「じゃあ・・・行くね。」
唯子 「・・・うん。」
真一郎 「元気でな、小鳥。」
小鳥 「真ちゃんもね。直ちゃんに会ったら伝えてくれないかな。お別れ言わなくてごめんねって。」
?? 「だったら最初から言って行け!」
小鳥の背後から聞きなれた声がした。そして
ハリセン効果音 「パコーン!」
なんとも懐かしいハリセンの音が空港内をこだました。
唯子 「江村君!?」
真一郎 「お前!今ごろ来てなぁ・・・」
江村 「フン。」
4人の間になんとなく嫌な空気が流れた。申し分けなさそうにしたを向く小鳥。「遅いんだよ!」と怒りを顔に出している真一郎。「何でここにいるの?」と驚きを隠せない唯子。下をうつむいている小鳥を見下ろす江村。この奇妙で嫌な空気を察してか。江村は本題に入った。
江村 「小鳥。お前があの時くれた指輪ってさ、俺の母親の結婚指輪だろ?」
小鳥 「!!・・・・・・どうして分かったの。」
江村 「あの時、お前が俺の母親の指輪をもの欲しそうに眺めてて、それに気付いたんだかなんだか知らないけど俺の母親がお前にあげたの知ってた・・・いや、思い出したんだ。」
小鳥 「・・・よく思い出せたね。」
江村 「でもな。この指輪はお前に返すぜ。」
そう言うと江村は小鳥に向かって指輪をはじいた。やや危なげなかったが小鳥は指輪をキャッチした。
小鳥 「どうして・・・?」
江村 「だって・・・さ」
そう言うと江村は小鳥に背を向け片方の手を上げて見せた。そこに歯紛れもない、同じ指輪が指につけられていた。
江村 「片方の指に2つの指輪はいらないのさ。お前がつけていればいいさ。出来れば左手の薬指にでも・・・さ。」
小鳥 「それって・・・!」
それを聞いた途端に小鳥の顔は赤面した。その光景を見守るかのように真一郎と唯子。
真一郎 「やっぱ両想いだったか。」
唯子 「小鳥は随分前からだったからね。」
真一郎 「帰るか。」
そう言うと真一郎と唯子はその場をそっと去っていった。そして、江村は改めて小鳥に目を合わせて言った。
江村 「改めて言うぞ。俺だけの為に笑っていてくれないか?」
小鳥 「・・・・・・はい!」
涙を流しながらも小鳥ははっきりと返事をした。そして、それは今までで見た「最高の笑顔」だった。そして江村も、それに答えるかのような「最高の笑顔」で返した。
・・・・・・数日後・・・・・・
松島 「会長!勝負だ!」
田村 「こりないなぁ・・・あんたも。」
TAKUMI 「やめとけよ。どうせ勝てないんだしさ。」
松島 「うるさい!今日こそ俺の初勝利は確実!」
帝王 「その根拠は?」
松島 「それはだね・・・俺は奇跡を起こす為に生まれてきたからさ!」
TAKUMI 「さーてと。一限目は何だっけ?」
田村 「国語表現か。TAKU先生の授業だな。」
帝王 「楽で良いな。」
TAKU 「楽で良いとはどういう事だ?んっ?」
松島 「て言うか俺を無視するなよ!」
田村 「アレッ。そういえば会長遅いな。」
・・・・・・屋上・・・・・・
江村 「・・・元気でやってるみたいだな。」
江村は手紙を手に持ち文章を読み直していた。送り主はもちろん小鳥だ。現在引っ越し先の高校に通っているのだが、何せ外国。「言葉の壁が厚い!」とグチが書いてあった。でも、元気に暮らしているというぶんを読むとなんとなく江村は「ホッ」とした。最後に追伸でこう書かれていた。「浮気したら怒るよ!」と。
江村 「あいつらしいな。後で返事書かないとな。」
笑みを浮かべながら江村は独り言を言う。そして空を見上げた。
澄み切った青い空は、まるで江村と小鳥の心そのもののようだった。
江村 「さーってと!そろそろ教室に戻るか!」
To be veryvery happy life
Thanks for your love♪
キングマンボーのへや 推薦曲O「あの日の午後」
遠い遠い昔にも ここにいたような気がする
夕日が彩った 放課後の教室
切りすぎた前髪を 指差し笑うみんなと
僕が僕であるためにと がむしゃら前だけ見てきた
他愛も無いこの時間に守られてるって
気づきもしないで
誰だってそれぞれに 向かう座標違うけれど
今はそう寄せ合った ココロ同じだね
長い道いつまでも つかず離れずいれたら
君が君であるためには 何を望み夢見る?
僕に出来ることはすべて用意してるよ
口じゃ言えなくても
少しずつ時は流れる 前髪僕のまぶたに
ふれる頃もきっとかわらぬ 夕焼けがみんなを包んで
僕が僕であるためにと 何かを探し続けた
他愛も無いこの時間が 答えだと知った
これからもずっと・・・
・・・・・・エンディング・・・・・・
・あとがき@ そして・・・・・・
・「へやドラマ」幻のG
・・・・・・撮影・制作スタッフ・・・・・・
・監 修:「キングマンボーのへや」原作者・江村
・副 監 修:「キングマンボーのへや」編集長・A田
・カ メ ラ:「キングマンボーのへや」広報部・EP
・音 響:NEO・T’(ひまわり当番)
・照 明:「キングマンボーのへや」照明スタンバイ部長・照明さん
・脚 本:「キングマンボーのへや」原作者・江村
・演 出:「キングマンボーのへや」一同
・企 画:キングマンボー・「キングマンボーのへや」原作者・江村
・制 作:「キングマンボーのへや」一同
・食事当番:野々村小鳥・シンディ
・撮影現場:桐生○○○一高校
市内某所・マンション
某所・空港
・・・・・CAST・・・・・
・江村直人(「キングマンボーのへや」フリーライター部)
・野々村小鳥(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・相川真一郎(「ザ 対談!」より・「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・鷹城唯子(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・キングマンボー(「キングマンボーのへや」より)
・TAKUMI(「キングマンボーのへや」より)
・帝王(「キングマンボーのへや」より)
・TAKU(「斎藤組」組長・「キングマンボーのへや」より)
・田村(「キングマンボーのへや」より)
・松島(「キングマンボーのへや」より)
・・・・・・エンディングテーマ・・・・・・
・キングマンボーのへや 推薦曲O
「あの日の午後」
TVアニメ「遊戯王〜デュエルモンスターズ〜」(旧)エンディングテーマ
歌:奥井雅美
作詞:奥井雅美
作曲:矢吹俊郎
編曲:矢吹俊郎
※ しつこいようですがこの作品は「フィクション」です。この物語上の人物・建物・出来事等は架空の物です。
そして、長い間お付き合い頂き誠にありがとうございました! By「へやドラマ」各位一同!
次回も「あとがき」?
第43回:「へやドラマ」打ち上げ会!B
TAKUMI 「さあ、次のソングラーは誰だ?」
帝王 「フン!いないのなら貴様が歌えばいい!」
TAKUMI 「そうかい?それじゃいきまーす!ネクストナンバー『アゲハ蝶』ソングバイ『TAKUMI』それではいってきます!」
キングマンボーのへや 推薦曲M「アゲハ蝶」
ヒラリヒラリと舞い遊ぶように 姿見せたアゲハ蝶 夏の夜の真ん中月の下
喜びとしてのイエロー 憂いを帯びたブルーに
世の果てに似ている漆黒の羽
旅人に尋ねてみた どこまで行くのかと いつになれば終えるのかと
旅人は答えた 終わりなどないさ 終わらせることはできるけど
そう・・・じゃあ お気をつけてと 見送ったのはずっと前で
ここに未だ還らない 彼が僕自身だと気付いたのは今更になってだった
あなたに逢えてそれだけでよかった 世界に光が満ちた
夢で逢えるだけでよかったのに
愛されたいと願ってしまった 世界が表情を変えた
世の果てでは空と海が交じる
詩人がたったひとひらの 言の葉に込めた 意味をついに知ることはない
そう それは友に できることならあなたに 届けばいいと思う
もしこれが戯曲なら なんてひどいストーリーだろう
進むことも戻るできずに ただひとり舞台に立っているだけなのだから
あなたが望のならこの身など いつでも差し出していい
降り注ぐ火の粉の盾になろう
ただそこに一握り残った僕の想いを すくい上げて心の隅において
あなたに逢えてそれだけでよかった 世界に光が満ちた
夢で逢えるだけでよかったのに
愛されたいと願ってしまった 世界が表情を変えた
世の果てでは空と海が交じる
荒野に咲いたアゲハ蝶 揺らぐその景色の向こう
近づくことはできないオアシス
冷たい水をください できたら愛してください
僕の肩で羽を休めておくれ
TAKUMI 「サーンキューサンキュー!さあ、次はマンボーだ!」
マンボー 「ブゥー!」
江村 「わっ!ちょっとマンボーさん!飲んでたものは吐かないでください!」
帝王 「品の無い奴だ。」
マンボー 「なんで俺なんだよ!?」
TAKUMI 「それではマンボー、選曲を言ってください。」
真一郎 「いいぞマンボー!」
唯子 「きゃー!カッコイー!」
小鳥 「マンボーさーん!」
マンボー 「安っぽいノリはやめてください!それじゃあ『B'z』で『ultra
soul』を。」
TAKUMI 「オーケーオーケー!それじゃあ準備は良いかな?ネクストナンバー『ultra soul』ソングバイ『KINGU
MANBO−』どうぞ。」
キングマンボーのへや 推薦曲N「ultra soul」
どれだけがんばりゃいい だれかのためなの?
分かっているのに 決意(おもい)は揺らぐ
結末ばかりに気を取られ この瞬間(とき)を楽し めないメマイ...
夢じゃないあれもこれも その手でドアを開けましょう
祝福が欲しいのなら 悲しみを知り 独りで泣きましょう
そして輝くウルトラソウル
おのれの限界に 気づいたつもりかい?
かすり傷さえも 無いまま終わりそう
一番大事な人がほら いつでもあなたを見てる T can tell
夢じゃないあれもこれも 今こそ胸をはりましょう
祝福が欲しいのなら 底無しのペイン 迎えてあげましょう
そして戦うウルトラソウル
希望と失望に遊ばれて 鍛え抜かれる Do it
夢じゃないあれもこれも 今こそ胸をはりましょう
祝福が欲しいのなら 歓びを知り パーっと ばらまけ
ホントだらけあれもこれも その真っただ中 暴れてやりましょう
そして羽ばたくウルトラソウル
ウルトラソウル
TAKUMI 「イアンソープ!」
松島 「やめなさい。」
帝王 「フン!そろそろ私が」
マンボー 「さて、そろそろお開きの時間になってきました。」
帝王 「なにぃ!?もうそんな時間か!?」
TAKUMI 「あっ、本当だ。」
江村 「ああ・・・これが俺の最後の晴れ舞台だ・・・」
真一郎 「それは言いっこなしでしょう?」
唯子 「そうだよ。あの監督さんの事だから『へやドラマ』またやってくれるよ。」
小鳥 「そうそう。」
原作者・江村 「いやっ、『へやドラマ』はもうこれで終わりだ!」
松島 「いつの間に!?」
原作者・江村 「それでは『限定オリジナルキャラクター』の4名にはここで一言ずつ言ってもらおうと思います。」
真一郎 「とっても楽しかったです。ちょっと残念だけど。」
唯子 「夏編が監督さんの不幸な事件のせいで更新はされませんでしたが」
原作者・江村 「どうもすいません。」
唯子 「真一郎同様とても楽しい思い出も友達も出来ました!機会があったら呼んでください。」
小鳥 「言いたい事を2人に先に言われてしまいました!とても楽しい思い出をありがとうございました。」
TAKUMI 「僕も」
帝王 「お前は違うだろうが。」
マンボー 「最後、会長と同姓の江村直人。」
江村 「まあ、僕の場合はこれからも『キングマンボーのへや』でフリーライター部として皆様にお会いする機会はあると思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。今度は僕が『へやドラマ』監修・脚本を手がけたいと思います!」
原作者・江村 「言ってくれたね!正直言って・・・きついぞ?」(← ちょっと嬉しいセリフだったらしい)
江村 「覚悟の上です!」
原作者・江村 「でも基本的にもう『へやドラマ』はやらない方針だから。まあ、脚本が本当によかったのなら考えようじゃないの?」
真一郎 「ガンバレ江村!」
唯子 「期待してるよ!」
小鳥 「きっと出来るよ!」
江村 「サーンキュー!」
マンボー 「会長、そろそろ時間が。」
原作者・江村 「そうだった。『つまんない』と思いつつも呼んでくれた皆さん」
TAKUMI 「『おもしろい』と思った人はいないのか?」
原作者・江村 「それはいない方針で考えてんの!」
帝王 「なんで?」
原作者・江村 「そう思った方が、掲示板に好評をいただいた時嬉しいからだ!」
マンボー 「なんとなく説得力がある。」
原作者・江村 「夏編、更新できずにすいません。そして、ここまで読んでくれてありがとう!それではみなさん」
TAKU 「俺こそ真のメインキャラクターだー!」
田村 「わーTAKU先生!ふすま壊しちゃいけませんよ!」
EP 「江村さんすいません!防ぎきれませんでした。」
帝王 「酒くせぇー。」
TAKUMI 「飲ませすぎだよ。」
唯子 「おー。あのTAKU先生が。」
真一郎 「なんとなく意外。」
小鳥 「酔いつぶれないタイプだと思ってたのに。」
マンボー 「『酒は飲んでも飲まれるな』か。」
江村 「江村さん、このままだと損害賠償が!」
原作者・江村 「くそう、最後ぐらいけじめをつけたかったのに・・・。それでは皆さん、さよーならー!」
田村 「えっ、これもう最後?最後ぐらい目立っておかねば!」
TAKUMI 「お前にはこの座布団で十分だ!」
帝王 「フン!愚民共め。みなのもの、また会おう!」
真一郎・唯子・江村・小鳥 「いろいろありがとうございました!またあえる日まで!」
TAKU 「だからー。俺は鳥なのよ!」
EP 「ふすま代自腹切ってくださいね!」
原作者・江村 「『あとがき』のスペースが無くなってしまったじゃないか!」
・・・・・・エンディング・・・・・・
・「へやドラマ」 @〜F
・へやドラマ特典 @〜C
・「へやドラマ」打ち上げ会!@〜B
・・・・・・撮影・制作スタッフ・・・・・・
・監修:「キングマンボーのへや」原作者・江村
・副監修:「キングマンボーのへや」編集長・A田
・カメラ:「キングマンボーのへや」広報部・EP(← エムラプレジデント略称)
・音響:NEO・T’(ひまわり当番)
・照明:「キングマンボーのへや」照明スタンバイ部長・照明さん
・脚本:「キングマンボーのへや」原作者・江村
・演出:「キングマンボーのへや」一同
・企画:キングマンボー・「キングマンボーのへや」原作者・江村
・制作:「キングマンボーのへや」一同
・食事当番:野々村小鳥・シンディ
・撮影現場:桐生○○○一高校
キングマンボーのへや
市内某所・マンション
市内某所・公園
市内某所・ラーメン屋
・打ち上げ会会場:居酒屋「○ん」
・・・・・CAST・・・・・
・相川真一郎(「ザ 対談!」より・「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・鷹城唯子(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・江村直人(「キングマンボーのへや」フリーライター部)
・野々村小鳥(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・キングマンボー(「キングマンボーのへや」より)
・TAKUMI(「キングマンボーのへや」より)
・帝王(「キングマンボーのへや」より)
・TAKU(「斎藤組」組長・「キングマンボーのへや」より)
・田村(「キングマンボーのへや」より)
・山(「キングマンボーのへや」より)
・シンディ(「キングマンボーのへや」より)
・皇帝(「キングマンボーのへや」より)
・松島(「キングマンボーのへや」より)
・S木(「ザ 対談!」より)
・M木(「桐生○○○一高校」教師)
・H野(サブキャラクター)
・TU−ZI−(サブキャラクター)
・S井(サブキャラクター)
・Y岸(サブキャラクター)
・A井(サブキャラクター)
・Y澤(サブキャラクター)
・子供版・唯子(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・子供版・真一郎(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・子供版・江村(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・子供版・小鳥(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・江村・母(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・ラーメン亭主(「へやドラマ」限定オリジナルキャラクター)
・原作者・江村(「キングマンボーのへや」原作者)
・A田(「キングマンボーのへや」編集長)
・EP(「キングマンボーのへや」広報部)
・NEO・T’(ひまわり当番)
・照明さん(「キングマンボーのへや」照明スタンバイ部長)
・撮影スタッフ@(「キングマンボーのへや」江村班スタッフ)
・撮影スタッフA(「キングマンボーのへや」キングマンボー班スタッフ)
「キングマンボーのへや」知ってて得するお酒知識 @〜E
@ラッテ・リ・ソッチラ
Aサミクラウス
B夢のしずく
C氷室の酒
Dジン
Eシャトゥー・ラトゥール
・参考資料:酒コミック「BAR レモンハート」より
・著者:古谷三敏
・発行者:井上功夫
・発行所:株式会社 双葉社
・印刷所:図書印刷株式会社
・・・・・・挿入歌・・・・・・
・キングマンボーのへや 推薦曲I
「Ne」
「」エンディングテーマ
歌:河村隆一(かわむらりゅういち)
作詞:ЯK
作曲:ЯK
編曲:ЯK・[K]assyi
・キングマンボーのへや 推薦曲J
「その先にあるもの」
TVドラマ「新・お水の花道」エンディングテーマ
歌:SURFACE(サーフィス)
作詞:椎名慶治
作曲:永谷喬夫
編曲:SURFACE
・キングマンボーのへや 推薦曲K
「Over Soul」(フルサイズ)
TVアニメ「シャーマンキング」オープニングテーマ
歌:林原(はやしばら)めぐみ
作詞:MEGUMI
作曲:たかはしごう
編曲:たかはしごう
・キングマンボーのへや 推薦曲L
「涙の誓い」(オリジナル・フルバージョン)
ゲーム「とらいあんぐるハート3」オープニングテーマ
歌:KOTOKO
作詞:高瀬一矢
作曲:高瀬一矢
編曲:高瀬一矢
・キングマンボーのへや 推薦曲M
「アゲハ蝶」
歌:Porno Graffitti(ポルノグラフィティ)
作詞:ハルイチ
作曲:ak.homma
編曲:ak.homma
・キングマンボーのへや 推薦曲N
「ultra soul」
テレビ朝日「世界水泳・福岡大会」テーマソング
Song by:B'z(ビーズ)
Music:TAK MATSUMOTO
Words:KOSHI INABA
Arranged by:TAK MATSUMOTO
KOSHI INABA
AKIHITO TOKUNAGA
※ この物語はフィクションです。
第42回:「へやドラマ」打ち上げ会!A
TAKUMI 「打ち上げといったらカラオケじゃー!」
真一郎 「どっからそんな結論に達するんだ?」
マンボー 「酔っ払いに何言っても無駄です。」
帝王 「しかも都合の良い事にカラオケ道具がある。」
江村 「いけー!ゆいこー!」
唯子 「えー!わたし!?」
??? 「ちょいと待った!」
7人 「!!!」
松島 「カラオケならこと松島が取り仕切ってやる!」
江村 「なんでお前がここに居るんだ?」
松島 「それは、お前に歌で勝負を申し込む為だ!」
真一郎 「他の事で勝負できないのか?」
TAKUMI 「真一郎。世の中言ってはいけない事がある。」
マンボー 「そうそう。」
松島 「なんだよ!それじゃ俺が他の事で勝てないみたいじゃないか!」
小鳥 「えっ、違うの?」
帝王 「野々村。世の中では言って良い事と悪い事がある。お前の場合は悪気がないからいかん。」
唯子 「あっ、松島君へこんだ。」
江村 「馬の名前の言い合いなら勝負してやってもいいけど?」
松島 「そんなの俺がメチャクチャ不利だろうが!」
マンボー 「江村よ。勝負してあげなさい。」
江村 「うーん。別に良いんだけどさぁ、俺カラオケってした事ないんよ。」
TAKUMI 「ダサ・・・!」
ハリセン効果音 「パコーン!」
TAKUMI 「ちっ・・・聞こえてたか・・・・・・」
帝王 「さすがに会長ほどの音は引き出せないか?」
江村 「そりゃーね。」
唯子 「歌のお題は『へやドラマ』にあっている歌がいいな。」
小鳥 「うん、それいいね。」
江村 「ちょっと待て!何勝手に話進めてんだ!」
マンボー 「じゃあ松島から!」
江村 「マジで歌うのか!?」
松島 「それではいきます。『河村隆一』で『Ne』。」
TAKUMI 「オーケーオーケー!それじゃあ準備は良いかな?ファーストナンバー『Ne』ソングバイ『MATUSIMA』どうぞ。」
キングマンボーのへや 推薦曲I「Ne」(本当は「e」の上に横棒が入ります)
ねえ愛は痛みで ねえ痛みは君で ねえ堕ちてゆくのも
たやすい事じゃない
ねえ君は自由で ねえ自由な君で ねえこの両手を
すり抜けてゆくよ 求めるほど 苦しくなる
ねえ 君がくれた 痛みさえ 離したくはないよ
ねえ 愛は手を差し伸べ もう待っていてもダメさ
ねえ 君の声で 神様に 確かめて欲しいよ
ねえ 愛は君の全て もう立ち止まらないで
愛しくて愛しくて負けそう 求め合うだけの二人はそう
傷ついてもいいと 言ったね
今は答えなんて いらない
ねえ君は翼で ねえ翼は君で ねえ僕の想いを
乗せて風になる 四六時中 呆れるくらい
ねえ 君がくれた痛みさえ 離したくはないよ
ねえ 愛は手を差し伸べ もう待っていてもダメさ
ねえ 君がいつか この僕を 愛せなくなるなら
ねえ この胸を忘れて そう 君の好きな場所を
ねえ 張り裂けそうな この胸で 君に今愛を誓うよ
こんなに泣けるから ねえ 愛しているから
愛しくて愛しくて負けそう 求め合うだけの二人はそう
失うものなんて ないから
きっと永久の愛を 探そう
愛しくて愛しくて負けそう 求め合うだけの二人はそう
傷ついてもいいと 言ったね
今は答えなんて ないから
愛しくて愛しくて負けそう 求め合うだけの二人はそう
失うものなんて ないから
きっと永久の愛を 探そう
松島 「どうよ?」
マンボー 「『ねえ』がいっぱいありすぎ。」
松島 「そんなのは俺のせいじゃねーよ!」
TAKUMI 「さあさあ乗っていこうぜ!次は江村だ!」
江村 「初カラオケっす。『SURFACE』で『その先にあるもの』です。」
TAKUMI 「オーケーオーケー!それじゃあ準備は良いかな?ネクストナンバー『その先にあるもの』ソングバイ『NAOTO
EMURA』どうぞ。」
キングマンボーのへや 推薦曲J「その先にあるもの」
(Where there's a will there will
another myself
there will beanother life
Good−bye my weakness)
今日も なんとなく一日 溜息混じりで過ごす
「これの繰り返し?」って空を 仰いだ
本当は 変えてゆく事の 辛さ気付いているから
これが理想の暮らしの はずなのに
挫けない君をみるとなんだか 自分の事嫌いになりどうで
心にも似た 転がってる石蹴飛ばした
空に飛んで消えた石に自分の弱さも 結んで手を振りましょう
君に負けない意志が見えたら その時は少し
変われる気がするよ
(Where there's a will there will
another myself
there will beanother life
Good−bye my weakness)
ちっぽけな 自尊心を必死な 顔で守っていたら
道で野良犬に鼻で笑われた
取留めない苛立ちをぶつけて 君の事困らせたり
心にも無い 言葉で人を傷付けた
空に届くぐらい過去の自分の弱さを 叫んで手を振りましょう
何度もつまづく石を超えたら その時は少し
変われる気がするよ
挫けない君をみるとなんだか 自分の事嫌いになりどうで
心にも似た 転がってる石蹴飛ばした
空に飛んで消えた石に自分の弱さも 結んで手を振りましょう
君に負けない意志が見えたら その時は少し(変われる気がするよ)
空に届くぐらい過去の自分の弱さを 叫んで手を振りましょう
何度もつまづく石を超えたら その時は少し
変われる気がするよ
(Where there's a will there will
another myself
there will beanother life
Cast the first stone)
変われる気がするよ
(Where there's a will there will
another myself
there will beanother life
Good−bye my weakness)
唯子 「うーん!カラオケも乗って来たね!」
江村 「もはや勝負はどうでもいいのか?」
TAKUMI 「次、誰?」
唯子 「ゆいこいっきまーす!『林原めぐみ』で『Over Soul』!」
TAKUMI 「オーケーオーケー!それじゃあ準備は良いかな?ネクストナンバー『Over
Soul』ソングバイ『YUIKO TAKASIRO』どうぞ。」
キングマンボーのへや 推薦曲K「Over Soul」(フルサイズ)
よみがえれ
空と大地が 交差している 今たたずんでるこの世界で
命がうまれ また沈んでく くり返される営みの中
こんなもんと よぎった瞬間(とき) 夢は力をなくす
もう一度生まれよう この場所で
正義のその奥で夢が息づいてる かさなる力を信じて
正義のその奥に闇が闇がひそんでいる 見極めろ全てを
振り上げた剣(ゆうき)は 切り裂くためじゃない
引き合う絆で
呼びさませ 鮮やかに
傷ついて 行き場をなくし さまよっているその魂を
癒す力は、 心の奥で 静かに鼓動を刻んでいる
持てる力 全てぶつけ 涙を流すのなら
選ぶべき道は君を待ってる
見失った今と通り過ぎた過去の 狭間であきらめるよりも
今目をそらさずにここからはじめよう 見極めろ明日を
誰かに見せつける勇気は脱げ捨てて 素顔にもどろう
呼びさませ 鮮やかに
正義のその奥で夢が息づいてる かさなる力を信じて
正義のその奥に闇が闇がひそんでいる 見極めろ全てを
振り上げた剣(ゆうき)は 切り裂くためじゃない
引き合う絆で
呼びさませ 鮮やかに let there be light
revive a soul
マンボー 「なんだかみんな乗って来たね!宴会はこうでなくっちゃ!」
松島 「ちょっと待てよ!俺と江村の勝敗は!?」
TAKUMI 「そんなのはどうでもいい!次は誰だ!?」
小鳥 「それじゃあ、私いきます!『KOTOKO』で『涙の誓い』です。」
TAKUMI 「オーケーオーケー!それじゃあ準備は良いかな?ネクストナンバー『涙の誓い』ソングバイ『KOTORI
NONOMURA』どうぞ。」
帝王 「お前はDJか?」
真一郎 「はぁ〜。この揚げだし豆腐いい味だしてんな。」
江村 「お前・・・なに一人でしみじみ食ってんだよ。」
キングマンボーのへや 推薦曲L「涙の誓い」(オリジナル・フルバージョン)
人とは違ってる君の目を 見つめてた今はゆっくりと流れて行く
いつもと変わらない人並みに飲み込まれて行く やさしい笑顔残して
くり返した心の迷いを 振り切ってどこまでも歩きたいね
悲しまないでときめいて 泣き出しそうな思い出を抱いて
君の明日へ羽ばたくよ
涙のような瞬間に こぼれ落ちた風景はずっと
時間の外で止まる
乾いた空の青 君の目と 重なる偶然の出会いから夢は生まれ
思わず振り向いたかけがえのない過去の日々 やさしい笑顔のままで
取り戻した小さな願いを 忘れない いつまでも離さないで
輝いてたときめきを 忘れないで永遠をこえて
君の未来に続いてく
誰にもない君だけの 強くなれる大切なものを
一つだけ胸に秘めて
刻み込んだ涙の誓いを 忘れない いつまでも変わらないで
輝いてたときめきを 忘れないで永遠をこえて
君の未来へと続いてく
誰にもない君だけの 強くなれる大切なものを
一つだけ胸に秘めて
真一郎 「打ち上げ会、まだまだ続きます。」
マンボー 「あっ、俺が言おうとした事を!」
第41回:「へやドラマ」打ち上げ会!@
「キングマンボーのへや」会議室
今日、打ち上げ会に出席してもらいたい「へやドラマ」キャラクターの選考会が開かれた。選考会に出席したのは、編集長のA田さん、広報部のEP、照明さん、そして「キングマンボーのへや」総責任者のキングマンボー、原作者の江村だ。
原作者・江村 「まあ、マンボーとTAKUMIと帝王は決定だな。」
A田 「それはもうね。あと、真一郎・唯子・江村(シナリオライター部の方)・小鳥は決定ですね。」
マンボー 「会長はどうするの?」
EP 「仮にも監督したんだから出た方が。」
原作者・江村 「いやっ、俺が出ると江村君(シナリオライター部の方)との区別がややこしくなるからいいや。」
ES 「なるほど。」
原作者・江村 「まあそういう訳で。マンボー、頼んだよ。」
マンボー 「はいよ。」
A田 「場所は『○ん』だから。多分隣りの部屋で撮影スタッフが宴会してるから。」
マンボー 「結局みんな来るんじゃないですか。」
原作者・江村 「これにて会議終わり!」
なんちゅう簡単な会議だ!会議時間たったの5分!
・・・・・・打ち上げ会会場・・・・・・
マンボー 「『へやドラマ』打ち上げ会!」
TAKUMI 「イエーイ!」
マンボー 「今日のゲストは『へやドラマ』のメインキャラクターの相川真一郎・鷹城唯子・野々村小鳥。そして『キングマンボーのへや』フリーライター部に所属している江村直人!」
真一郎 「お久しぶりっす。」
唯子 「どもどもー!」
小鳥 「こんにちは。」
江村 「眠いっす・・・。」(← 原稿締め切り前)
マンボー 「今日はこの4人をお迎えして打ち上げ会をしていこうと思います。」
唯子 「マンボーさんはそういうキャラクターなんですか?」
小鳥 「本番の時(← へやドラマ)とはまったく違う人ですね。」
帝王 「格好付けようとキャラクターを作っていたそうだ。」
真一郎 「あっ、そうなんだ!」
マンボー 「違いますよ!そこで寝そうなフリーライターに『キャラクター作れ』って言われてたんですよ。」
江村 「Zzzzzz・・・(ハッ!)いやぁ。まさか自分がマンボーさんに指示出せるとは夢にも思いませんでしたよ。」
小鳥 「現場では少し困りましたよ。江村さん2人いるんだもん。呼ぶと2人してこっちむくし。」
唯子 「でも最後の方は『監督さん(原作者)』と『江村君』で通ったよね。」
真一郎 「ところで今日は来ないんですか?監督。」
と、ここで中継が入った。
TAKUMI 「テレビに見覚えのある顔が写ってるぞ!」
帝王 「広報部のEPじゃないか。」
EP 『中継のEPです。実は隣りで撮影スタッフの宴会が行われていまして。』
江村 「どおりで隣りがうるさい訳だ。」
マンボー 「EPさん、そっちの様子はどうですか?」
EP 『それが・・・自我を保っているのは江村さんだけで、後は酔いつぶれています!』
真一郎 「監督・・・酒強いからな。」
EP 『江村さん、中継がつながりましたよ!』
原作者・江村 『そう?よう、楽しんでるか?』
唯子 「バッチリですよ!」
原作者・江村 『それはよかった。て言うか江村!お前いいかげん「なつかしの名馬」の原稿仕上げろ!』
江村 「そ・・・それはちょっと勘弁!」
原作者・江村 『勘弁しねぇ!お前だけなんだよ仕上げてないのは!そのせいで「へやドラマ」の更新日が予定より早まったんだから!』
江村 「そんなー!?」
小鳥 「おー、ダブル江村の共演!」
真一郎 「いつもこんな会話してんのか?」
マンボー 「そうですね。原作者とフリーライターが会話する時なんて仕事の話ぐらいですよ。」
TAKUMI 「ところで会長。そっちの様子を詳しく教えてくださいよ。」
原作者・江村 『こっち?こっちは・・・あー!その鰻の蒲焼きは俺のだ!』
TAKU 『うるせぇ!ヒック!なんで俺がメインキャラクターじゃないんだ!?』
TAKUMI 「TAKUがいるのか?」
田村 『先生!女性店員に手を出しちゃ駄目ですよ!』
帝王 「田村もいるのか?」
江村 「どうやら『メインキャラクターもれ』した人たちも居るようですね。」
TAKU 『だから俺は鳥なのよねー。』
原作者・江村 『はぁ?何訳の分からん事を言ってんの?それより俺の鰻を返せ!』
田村 『先生・・・そろそろお酒やめた方が。』
TAKU 『大丈夫であります先生!さ、最後までやりとげねば!』
田村 『最後ってどこですか?しかも先生はあんた。』
唯子 「2人って漫才やる人ですか?」
小鳥 「あの田村君がそんな事やるなんて。」
真一郎 「いや、あれは漫才ではないと思うぞ。素だと思う。」
マンボー 「だろうな。田村はそんな事が出来る人間ではない。」
TAKU 『教育とは!!つまりこの焼き鳥のようなものよ。この肉が私でネギがあんた。』
田村 『・・・・・・』
TAKU 『わかるかー?』
田村 『全然わからねーよ。』
TAKU 『あんたただのバカなんだよなぁー』
田村 『なんだとこのヤロウ・・・』(怒)
江村 「あの厚恩な田村が切れそうだぞ!」
マンボー 「あっ、TAKUがダウンした。」
TAKU 『だ・・・大ピンチ・・・』
TAKUMI 「私達にお任せよ!レ・○・ク!レ○ク!」
唯子 「それ違う!」
田村 『先生お酒強くないくせにガバガバ飲むから。』
TAKU 『自分を信じてーーー!!』
原作者・江村 『信じるなよ!俺の鰻返せ!』
TAKU 『オネーさん!今日はとことん飲みましょう!』
田村 『だから!女性定員に手を出すのはやめてください!』
TAKU 『ヒック!なんで俺がメインキャラクターじゃないんだ?「ザ
対談!」の予告だとかっこいい事言ってたのに』
原作者・江村 『だから、あれは予定版だって。それより俺の鰻を!』
TAKU 『だから・・・鳥なんだよ・・・でありん!』
原作者・江村 『それ以上言うと殺すよ。』(「怒」ゲージ99%)
田村 『か・・・会長?』
TAKU 『よさくがき〜をきるー。ヘイヘイホー!ヘイヘイホー!』
原作者・江村 (プッツーン!)(「怒」ゲージ・マックス!右手に力を集中!そして、放つ!)
ハリセン効果音 『ブゥアッコーン!!!』
TAKU 『!!!???@@@???!!!』
EP 『あー!』
原作者・江村 『まったく。人の忠告を聞かない人だ。』(「怒」ゲージ00%チャージ中)
田村 『会長・・・静かになったのは良いけどやりすぎ・・・。』(大汗)
江村 「でた。本家本元のハリセン・・・。」
真一郎 「本当に持ってたんだ・・・ハリセン。」
小鳥 「なんか凄い音したけど?」
EP 『中継終わりにします!』
帝王 「結局何だったんだ?」
TAKUMI 「さあ?」
マンボー 「えー・・・打ち上げ会、まだまだ続きます。」
第40回:へやドラマF
唯子 「こんな夜になんの用だろう?」
突然呼び出された唯子は夜の学校に侵入していた。呼び出したのは、忘れがちだが主人公の真一郎だ。かれこれ3日話していなかったためいきなりの電話に驚いてしまい断れなかったのだ。当の唯子は暗い場所とか大の苦手であり、あまり気乗りはしていなかった。
唯子 「ううぅ〜真一郎。暗い所・・・嫌いなの知っているくせに。」
今になり来てしまった事を後悔している唯子。そして、ある事に気が付いた。
唯子 「なんで今までセリフ数が少なかったのかな?」(← へやドラマ特典Cスタート?)
江村 「いやそれはねぇ。企画していたものと大きくかけ離れた作品になってしまったからだよ。」
唯子 「あー、そうなんだ・・・って、いつからいたの!?」
江村 「いや、たった今。台本に書いてあるように登場してみただけ。」
唯子 「でもさ、まずハリセンで引っ叩いてから登場するんじゃないの?」
江村 「ああ、そうか。ほんじゃ早速。」
ハリセン効果音 「パコーン!」
唯子 「ふにゃっ!」
江村 「ぎゃふっ!」
原作者・江村 「ちったぁまじめにドラマ進めんかい!台本に無い事ばっかり言いやがって!」(←
脚本兼監督です)
A田 「監督、まだカメラ回ってますよ!」(← この人は副監督です)
MP 「監督、このまま撮ってていいんですか?」(← カメラ担当[EPを知らない人は多いと思う。広報部の人です])
NEO・T’ 「いいじゃないの。どうでも。」(← 音響監督。別名「刹那の暗殺者」と「刹那のテロリスト」)
原作者・江村 「フーム。よく考えれば撮影スタッフが総出演だ。」
A田 「あっ、本当だ。」
MP 「えっ、じゃあこれカットされないの!?」
原作者・江村 「これはもっと目立っておかなくては。」
江村 「って、あんたらただ目立ちたかっただけかい!」
ハリセン効果音 「パコーン!」
撮影スタッフ 「ごめんなさーい。」
・・・・・・10分間休憩・・・・・・
原作者・江村 「ハリセンで引っ叩く所はカットして次からね。
江村 「はいよ。」
唯子 「はーい。」
原作者・江村 「よーいスタート!」
・・・・・・本編・・・・・・
江村 「遅い。」
唯子 「ビックリしたぁ。江村君か。」
江村 「行くぞ。みんな待っている。」
唯子 「みんな?」
江村 「おいて行くぞ。」
唯子 「えっ?あっ、ちょっと待ってよ!」
無表情であるって行く江村の後を唯子は走って追いかけていった。しかし、途中で見失ってしまった。
唯子 「うぅ〜。」
再び不安が唯子の頭の中に走った。
唯子 「どうしよう・・・。もー!誰かいないの!」
半分唯子もやけになってきた。唯子が暗い廊下で叫ぶと
帝王 「フン!この私を呼んだかな?」
帝王が現れた。
唯子 「帝王さん!」
帝王 「やっと見つけたぜ。おーいTAKUMI、いたぞ!」
帝王がそう言うとTAKUMIが現れた。
TAKUMI 「おー、いたか。それじゃ行くか。」
帝王 「そうだな。みんな待ちくたびれてるだろうし。」
唯子 「ねえ、これからいったい何が始まるの?」
TAKUMI 「それは着いてからのお楽しみさ。」
帝王 「そうそう。」
そう言うと2人は唯子をある場所へと案内した。そこは、
・・・・・・キングマンボーのへや・・・・・・
帝王 「くらいから足元に気をつけるがよい。」
唯子 「なんでこんなに暗いの?」
TAKUMI 「それはこういう事さ!」
TAKUMIがそう言うとスポットライトが一点に集中した。そこには真一郎・江村・小鳥が立っていた。
小鳥 「遅いよ唯子。」
真一郎 「待ちくたびれたぜ。」
江村 「まあ、そんな事はどうでもいい。さてと。今日がなんの日か俺達思い出したぜ!」
唯子 「えっ?」
小鳥 「ちょっと時間がかかっちゃったけどね。」
真一郎 「ごめんな。すぐに思い出せなくて・・・」
唯子 「真一郎・・・小鳥・・・」
江村 「答えはこれだー!」
江村がそう言うと、スポットライトが江村の頭上をさした。そこにはタイトル板がぶら下がっており、こう書かれていた。
・・・・・・「4人の初めて出会った記念日」・・・・・・
唯子 「思い出してくれたんだ!」
江村 「おうよ。しかし本当に誤らなくてはいけないのは俺の方かもな。言い出したのは俺だしな。スマン・・・」
そう言うと江村は頭を下げる。それを見て慌てて唯子が江村を止めに行く。
唯子 「別に言いいよ頭上げてよ。それよりなんでこんなに暗いの?」
真一郎 「それはなぁ。唯子を驚かせようとわざと真っ暗にしてあるのさ。」
小鳥 「証明さん、準備いいですか?」
証明さん 「オッケーっす!」
小鳥 「3・2・1・ゼロー!」
ハリセン効果音 「パコーン!」
小鳥 「いたい・・・」
江村 「よくも俺のセリフを・・・」
江村がそういったのも遅く、「キングマンボーのへや」に設置されたライトがすべてついた。そこには、「キングマンボーのへや」のファミリーキャラクターとサブキャラクターがズラーっと立っていた。飾り付けはクリスマスツリーを始め、門松・雛人形・テルテル坊主など多彩だ。料理もお酒も勢揃いである。
マンボー 「やっと明るくなったか。」
田村 「前座が長すぎなんだよな。」
TAKU 「そうだぞ。酒飲むの我慢してたんだから。」
松島 「結局は酒が飲みたいのか。」
S木 「まさか最後にまで登場する事になるとは・・・」
H野 「はらへったー・・・」
TU−ZI− 「俺達も酒飲んでいいのかな?」
S井 「いいんじゃないの?」
Y岸 「TAKUもいるしな。」
A井 「俺日本酒!」
Y澤 「ビデオ・・・」
TAKUMI 「会長、とっととおっぱじめようぜ!」
帝王 「まったく。この私を待たせるとは身の程知らずめ。」
シンディ 「そんな事言わないの!」
皇帝 「まあ、我々としては出番があるだけでありがたい。」
これを見た唯子は固まった。
小鳥 「想像通りの反応だね。」
真一郎 「これ見てかたまらない方がおかしいぜ。」
唯子 「これどういう事?」
江村 「祝い事はやっぱ大勢の方が楽しいだろ?だから、みんなに集まってもらったのさ。」
真一郎 「まあ、作者がネタに詰まっただけだろうけどね。」
原作者・江村 「パーンチ!」
パンチ効果音 「バキッ!」
真一郎 「ぐはぁー!」
原作者・江村 「ああそうさ!ネタに詰まりましたとも!ものの見事に!」
A田 「監督!あぁ、まだカメラが回ってるのに・・・」
原作者・江村 「うるへー!もうどうにでもなれ!俺達も参加するぜ!」
EP 「ヤッター!メシメシ!」
NEO・T’ 「しょうがないなぁ。」
証明さん 「いやぁ、私仕事の後の一杯はいいもんなんだよな。」
A田 「あっ、証明さん。いいですねぇ、私も飲む方なんですよ。」
シンディ 「みなさん、お疲れ様でした。」
マンボー 「まったく・・・この撮影スタッフ達は。」
TAKUMI 「マンボー、お前キャラクターが元に戻っちゃってるぞ。」
マンボー 「あー!せっかくこの『へやドラマ』の為に役作りをしていたのに!」
帝王 「フン!最初から普通にやっておけばいいものを。」
TAKU 「酒じゃー!!」
松島 「会長!今こそ決戦の時だ!会長の座をかけて勝負だ!」
皇帝 「ワインに手を付けてもいいのかな?」
田村 「おーい!4人で途方に暮れてないでとっとと降りてこいよ!」
「もはやこいつらを止める事は出来ない」。そう、4人は悟った。
真一郎 「なんだかなぁ。」
小鳥 「・・・このノリにはついていけない。」
唯子 「私も・・・。」
江村 「はぁ・・・行くか?」
3人 「うん!」
そう言うと4人もパーティー会場へと向かっていった。今回のパーティーはこの4人が主役のはずなのだが・・・。
その主役達を差し置いてドンチャン騒ぎを始める所がなんとも「キングマンボーのへや」らしかった。
ドンチャンは時間が経つほどエスカレートしていった。ふと、ベランダで一人ぽつんとしている江村に小鳥は気がついた。
小鳥 「なにしてるの?」
江村 「小鳥か。別に、ただボケーっとしてただけ。」
その言葉を最後に2人の間に沈黙が続いた。江村には気になっている事があった。自分が過去から帰って来た後ずっときにしていた事だ。
それは、小鳥が果たしてあの時の事を覚えているか。小鳥の性分から考えて『自分があの時転んでいなければおばさんが死ぬ事はなかった』などと言う事を引きずっているに違いない。今までそのことすら忘れていた江村にとってはものすごく心配な点だった。
小鳥 「・・・今日だよね。」
江村 「は?なにが?」
小鳥 「・・・・・・おばさんの命日。」
江村 「・・・やっぱり覚えてたのか。」
小鳥 「私の事・・・その・・・」
江村 「うらんでなんかいねーよ。」
江村のその言葉を聞いて、自分が今言おうとした事を先に言われた小鳥は驚きを隠せなかった。
江村 「みえみえなんだよ。お前の考えている事なんて。」
小鳥 「・・・・・・」
再び、長い沈黙が続いた。さっきまで蒸し暑かったはずなのに、いつしか秋の暖かさを感じた。木々の葉も紅葉を見せはじめており、まるでこの場所を中心に秋になり始めているような気がしてならなかった。沈黙の長さに不安を感じたのか、いきなり小鳥は泣き出した。それは決して沈黙の長さだけではない。自分のせいで江村の母親が死んでしまったという罪悪感。そして、その事を『うらんでなんかいねーよ』
の一言で救われ、何かが吹っ切れたのだろう。そんな小鳥の頭に江村は右手をのせその上にあごを置いた。
江村 「なに1人で背負いこんでんだよ。」
小鳥 「だって・・・だってぇ!」
江村 「気にするなってのは無理な話だろうけど・・・。俺は、泣いているお前を見たくはない。」
小鳥 「えっ?」
江村 「いや・・・その・・・なんだ。ホラッ、沈んだ顔は小鳥には似合わないし!」
めったに聞かない言葉を聞いた小鳥より、めったに言わない言葉を口から吐いた江村の方があせっている。そして、何かを決定付けるような言葉を口にした。
江村 「それに・・・・・・俺だけの為に笑顔でいて欲しい。」
小鳥 「!!」
まあ、何はともあれめでたしめでたし!
※ここからは「へやドラマ・番外編」としてお送りいたします(お酒の知識が増えるかも。)
A田 「いやぁ、この酒うまいっすね!」
江村 「ホントホント!」
山 「これは『夢のしずく』って言う酒っす。」
「キングマンボーのへや」知ってて得するお酒知識B
夢のしずく:「萬歳楽」で有名な小堀酒蔵店が自信を持って送り出した大吟醸生貯蔵酒、それがこの「夢のしずく」である。
大吟醸で30余日といわれる醪の発酵期間がこの酒では何と50日、至難の技というべき長期間発酵を可能にしたのは、ひとえに酒作りにかける杜氏の情熱の賜だという。「夢のしずく」は、通常大吟醸に評される「フルーティな香り」や「すっきりした飲み口」と言う言葉では捉え切れない、日本酒本来の芳酵な香りと深い味わいをしっかりと保持した酒である。
なお命名の由来は、テレビの取材で、この新酒を飲んだ女優の岡田茉莉子さんが、後日いくつか考えた名前のひつにを採用させてもらったということである。
TAKU 「こりゃすげぇ。」
ラーメン亭主 「しかも嬉しい事に『メゴチの空揚げ』まであって。」
照明さん 「こっちには『阿蘇の高菜漬け』がありますよ。」
TAKUMI 「あれ、照明さんが飲んでる日本酒は何ですか?」
照明さん 「ああ、これは『氷室の酒(純米吟醸生凍結酒)』です。」
「キングマンボーのへや」知ってて得するお酒知識C
氷室の酒:江戸時代から加賀藩前田家に伝わる氷室節会にちなみ、厳寒2月にしぼった純米吟醸生酒を、氷室にて冷凍保存、氷室開き(7月1日)に蔵出しした限定品である。
流水で瓶ごと溶かし、みぞれ状になった状態が一番おいしいという、香り高い風味の夏の酒である。
TAKUMI 「おー。まさに日本酒のシャーベット!」
皇帝 「ふむ。なかなか珍しいお酒が揃っているようだが。」
原作者・江村 「皇帝さん、何かのみたいワインはありましたか?」
皇帝 「いえね。私はワインだけではなくジンも飲む方なのだが。」
原作者・江村 「じゃあ、これなんてどうですか?」
皇帝 「こ・・・これは!」
帝王 「どうした皇帝?なんだ、ジンじゃないかよ・・・って、1919年物!?」
唯子 「1919年って言うと日本は・・・」
小鳥 「大正時代・・・」
真一郎 「スゲー!」
江村 「『どんぐり天狗』の時代か?」
TAKU 「お前は何歳だよ?」
原作者・江村 「『ドメスティック・ジン1919』、これは手に入れるの大変でしたよ。」
「キングマンボーのへや」知ってて得するお酒知識D
ジン:ジンの生まれ故郷はオランダ。1660年、ライデン大学の医師シルヴィウス博士がアルコール液に、ジュニパー・ベリー(杜松の実)を浸し、蒸留して解熱剤として薬局に販売された。名前はジュニパー・ベリーのフランス語からジュニエーヴル・ワインとした。薬として出発したこの酒は、愛酒家のあいだに広まり、世界中に伝わった。特にイギリスには、オランダの国王のまま英国王の兼ねたオレンジ公ウィリアムが即位して以来多いに人気を博した。その後ジュニエーヴルが縮まって「ジン」と呼ばれたのである。
19世紀はじめ、長崎出島のオランダ人の通訳をしていた楢原重兵衛という人の覚書「楢林雑話」に「セネイムル、此実をセネイムルベイシイと云、焼酒につけおき其酒を飲む。利水に妙なり」とある。「セネイムル」とはジュニエーヴルをそのように聞き、表記したものと思われる。元々杜松の実は利尿効果で知られていたので「利水に妙なり」とあるところからも、これがジュニエーヴル、つまり「ジン」の事を書いているのは間違いない
17世紀後半にオランダで創られたこの酒は19世紀初頭には、すでに日本に伝わっていたのだ。
真一郎 「凄い酒だな。」
松島 「落とせばすぐ割れちゃうビンに入ってて、これだけの年月無事でいたなんて・・・」
EP 「ゴクゴク(← 飲んだ時の効果音)・・・う〜ん、まさにタイムマシーンだ。」
原作者・江村 「もう少しまともな感想は言えんのか?」
EP 「いやっ、率直な感想をいったまでっす!」
皇帝 「なんかもったいないな。」
帝王 「ならば飲むな。」
皇帝 「それは無理だな。もう飲んでしまった。」
シンディ 「ねえ、珍しいワインはないの?」
唯子 「そこのテーブルにおいてあるのは?」
シンディ 「これは・・・シャトゥー・ラトゥール!」
帝王 「なんと!」
「キングマンボーのへや」知ってて得するお酒の知識E
シャトゥー・ラトゥール:ラトゥールの創業は1378年、以来何世紀にもわたって世界最高のワインのひとつとして讃えられてきた。濃いルビー色でタンニンの多い”男性的”と称されるこのワインは、比類のない高雅な香りと芳酵さを持っている。
その豊かさと量感、そして飲み終えた後の快よい余韻は筆舌に尽くせない。
シャトゥー・ラトゥールのヴィンテージはどの年のものも素晴らしいが、それでも年により早熟なものと、驚くほど晩熟なものもある。元々長保ちするのがラトゥールの特長だが、最も偉大な年度のひとつといわれる1961年ものは30年過ぎた現在でも、未だタマゴの状態で、完熟予定年は何と2050年頃だという。
たとえば今買ったとして、最もおいしく飲みたいならば、あなたはあと60年ほど生きていなければならない。
本当にワインの価値判断とは不思議なものだ。ブドウの特選も誠に厳格に行われており、毎日新聞社の市倉浩二郎氏は次のように言っている。
「20年以上経って初めてブドウの樹は成熟し、シャトゥー・ラトゥールになる為に充分な素質を身につけるのだ。なんと人の人生に似ているではないか!」
皇帝 「ほーう。しかし、これだけの酒をどこで入手したのだ?」
原作者・江村 「それは内緒です。」
次回、「へやドラマ」のキャラクター数人で大宴会?つーか・・・7話構成だったんじゃ?