自陣、敵陣、筋、段、端、位・位取り、天王山、自玉
将棋用語の自陣、敵陣、筋、段、端、位・位取り、天王山、自玉の解説です。使い方や考え方を知り、効率的な勉強の進め方と上達法につなげてください。
自陣(じじん)
「自陣」とは、盤の手前、自分側の三段分のことです。
敵陣(てきじん)
「敵陣」とは、盤の奥、相手側の三段分ことです。
筋(すじ)
「筋」とは、将棋盤の縦の列のことです。または「手筋」と同じく、よい手のことを「筋がいい」などといいます。
段(だん)
「段」とは、将棋盤の横の列のことです。
端(はし)
「端」とは、盤の両端、1筋と9筋のことです。
位・位取り(くらい・くらいどり)
「位・位取り」とは、五段目に歩を進めて、有利な地位を確保することです。
天王山(てんのうざん)
「天王山」とは、5五の地点のことです。「5五の位は天王山」という格言があるように、5筋の位取りが重要だったことから天王山と呼ばれます。
自玉(じぎょく)
「自玉」とは、自分の玉のことです。
参考資料
- 青野照市『「観る将」もわかる将棋用語ガイド』創元社, 2018
- 安次嶺隆幸『羽生善治監修 子ども将棋入門』新星出版社, 2017
- 窪寺紘一『日本将棋集成』人物往来社, 1995