足利・ほしの畳店

次に向かったのは
熊本県の八代市です。

ここは備後表の全国一の生産地で、最盛期よりも大幅に減ったとは言え、市内のあちこちに広大な藺草の圃場が見られました。
昨年9月に続いて2度目の訪問です。

一部の写真は写真はクリックすると拡大表示されます。

_MG_1313.JPG熊本県八代市の小田さんの圃場です。どこまでも続く藺草の海。遠く宇土半島や建設中の九州新幹線が見えます。 _MG_1321.JPG小田さんです。30代の若く熱心な方です。丈夫で色合のきれいな畳表を生産されてます。
IMG_5912.JPG備後表の織機です。左右から自動でい草が送られて行きます。IMG_5916.JPG小田さんと一緒に。右が私です。

今回はお会いできませんでしたが、八代で活躍されている方々を前年の写真でご紹介します。

IMG_5922.JPG小田さんと同じ地区の村田さんです。当店では本間用の畳表でお世話になりました。IMG_5929.JPGやはり同じ地区で活躍する、吉田さん御夫婦と一緒に。吉田さんの作る良質な畳表は農水大臣賞を受賞しました。

八代の次は球磨川の上流、
人吉盆地のあさぎり町へ。

_MG_1351.JPG八代から球磨川に沿って上り、人吉市の隣のあさぎり町に向かいました。ここでい草を栽培する田中さんです。品質にこだわった、ツヤのある美しい畳表を生産しています。

_MG_1342.JPG風にゆれるい草が幻想的な光景を見せます。まるで高原のような佇まいの田中さんの圃場です。

今回の見学旅行は色々な知識が吸収でき、また産地の方々と畳や業界の目指す事などをじっくり話し合え、とても充実した内容のある旅行となりました。
今後この経験を仕事に活かし、お客様により良い畳をお届けできるように努めたいと思います。





2009年6月撮影
(一部は2008年9月撮影)