指し回し、指し直し、指し継ぎ、指し掛け、封じ手
将棋用語の指し回し、指し直し、指し継ぎ、指し掛け、封じ手の解説です。使い方や考え方を知り、効率的な勉強の進め方と上達法につなげてください。
指し回し(さしまわし)
「指し回し」とは、指し手の流れ、何手にもわたる駒の動きのことです。
指し直し(さしなおし)
「指し直し」とは、千日手や持将棋で勝敗がつかず、対局し直すことです。
指し継ぎ(さしつぎ)
「指し継ぎ」とは、対局の途中で時間をおいたり、日を改めて勝負を再開することです。
指し掛け(さしかけ)
「指し掛け」とは、対局を一時中断することです。2日制のタイトル戦では、定刻になると「封じ手」をして1日目を終えます。
封じ手(封じ手)
「封じ手」とは、2日制のタイトル戦で指し掛けとなるとき、手番の人が次に指す手を紙に書いて封筒に入れ、翌日開封する制度のことです。
参考資料
- 青野照市『「観る将」もわかる将棋用語ガイド』創元社, 2018
- 窪寺紘一『日本将棋集成』人物往来社, 1995